「仏像彫刻教室 〜中将姫〜」

3月4日(水)。

奈良・二上山の麓にある當麻寺(たいまでら)・中之坊

http://www.taimadera.org/index.html

の「仏像彫刻教室」に行って来ましたぁ〜(^^)♪

當麻寺とのご縁は今年はじめ、

家族で吉野山に行った帰りに父が

「トイレ行きたい」と寄ったというご縁(笑)。

父が「この寺には日本最古の梵鐘がある」

と言っていました。

その後、何となーく気になって當麻寺を調べると

この「仏像彫刻教室」に目が行き、今日のご縁となりました。

當麻寺は、西方極楽浄土の様子を表した

「当麻曼荼羅」が信仰の中心的存在で、

その曼荼羅を創作した

中将姫(ちゅうじょうひめ)伝説で知られる古寺です。

そんな意味で、一般のお寺とは

チョット違った感じで、とても面白いです。

中将姫の命日は私の誕生日と同じ3月14日です。

何だかとっても親近感があります。

この中将姫の怒涛の人生や、

曼荼羅に描かれた西方極楽浄土の様子

(死んだ後の世界でなく、私たち地球人類が

目指すべき現世の極楽浄土図〜あるべき姿〜

だと私は認識しています)に、とても興味関心があり、

これからも実地調査も含め、あれこれ調べて行く予定です。

中将姫が生きていた1200年以上も前

(弘法大師空海が登場する直前の時代)も

今も変わらない、極楽浄土を求める心を

この地でも観じております。

・・・で、この仏像彫刻教室に初参加させて頂きました。

普段はリピーターのご近所のおばさま方が

多数集っているそうなんですが

この日は3人のおばさまと私が生徒で、

お坊さんの格好をしたおにいさまが先生でした。

初参加の人は比較的カンタンな「中将姫」か

「お地蔵さん」を彫るということで私は「中将姫」を選択。

リピーターのおばさま方は不動明王や観音菩薩など、

ハイレベル&1回では終わらない仏像に挑まれてました。

ヒノキの木が既に、

中将姫っぽくザックリ彫られたものを渡され、

彫刻教室スタート!10時〜16時(昼休憩1時間込み)の間に、

よしこちゃんの中将姫像、カタチになりましたぁ〜(^0^)♪

講師のおにいさん(言葉づかいから、

恐らく関西人やないと思うんですが)が、

淡々と効率よく私のレベルに合わせて

上手に教えて下さり、また実際彫って見せて下さったおかげで、

何とかカタチになり、めちゃくちゃ嬉しいです!

講座費用10,000円、材料費2,000円。

これはめちゃくちゃ価値ありです!

年3回しか開講されていないそうですが、

また時間合えば是非とも参加したいと思います。

ヒノキのいい香りと、静寂で清浄な境内で、

心を無にして木彫りする時間が

とってもステキで贅沢な時間となりました。

ありがとうございました(=人=)☆