「ビルとビルの間にあるもの」

忙しない師走の夕方。

ビルとビルの間にある風景が

私の目〜意識〜に入って来た。

都会のビルに切り取られたこの空は

空っぽ 〜ナニモナイ〜」のではなく

ここに全てが存在している】

ということを教えてくれる。

一方、ビルはビルであり

それ以上でも以下でもなく

ビルそのものでしかない。

だけど【空】は違う。

そこに意識(心)を合わせる程に

観得て来るものがある。

全てに

意味があり

意図があり

意義があり

必要があって生まれて(おこって)来る。

だから朗らかにまた動じることなく

粛々と目の前に起こることを

善処しながら歩いていけばいい。

それがやがて道となり

後に続く人の希望〜ヒカリ〜となっていく。