ATMを探して、三千里? 〜感謝、感謝の遍路道〜 後編

またひたすら海を眺めながら、

殆ど誰も通らない自転車道をてくてく歩きました。

だんだんと、天気予報が言っていたように

雲が厚くなって来るのが分りましたので、

だんだんペースを上げていきます。

ほんと、こんなにもずっと外にいて

外の風景を眺めている時間ってないよなぁ・・・。

だからでしょうか。

季節外れにまた、こんがり手と顔が焼けてきました(^^;)。

途中、ちょっとした高台に

地元の建設会社の方が作られたと思われる

休憩所&トイレがありました。

こちらの休憩所にはナント☆

「自由にご使用ください」という

製氷機がありましたっ!!!(驚)

徳島の一番さんから、様々な休憩所を

ご使用させて頂きましたが、

こちらの休憩所は、ベスト10に入る「居心地のよさ」がありました。

そのベスト10に入る休憩所に共通することが

なんとなく見えてきました。

それは、掃除が徹底されていて、隅々まで手入れが

行き届いているということです。

だから、ゴミとか落ちていませんし、ホコリもたまっていません。

建物の新しい・古いとは関係のないものがあります。

さきほどご紹介させて頂きました、

海沿いのお接待所も、トタン屋根などとても老朽化が進んでいましたが、

とても綺麗に掃除されていて、その周りにある道や畑も

とてつもなく手入れされていて、綺麗なんです。

(プランターも、ゆがんでなくって、全部同じ方向にまっすぐ等間隔で置かれています)

「お遍路さんを応援したい。がんばってほしい。」

そんな想いが、そこの人がいなくっても、

場所から、じわーっとそして清清しく「気」となって

流れてきているという感じです。

人の気持ちが、場所や物に移って、他人に伝わっていきます。

これは、私たちの家や会社、身の回りの場所にも

いえることではないでしょうか・・・?

自身が関わる、場所・いつもお世話になっている場所を

もっと綺麗にしよう!

そう改めて思うことができました(%笑う女%)(%ハート%)

・・・お遍路さんをしはじめてから、

民宿でのお食事や、お遍路道での食堂では、

お魚は出ますが、「精進料理」的な

純和食がほぼ100%でした。

わたしは、その手のお料理が大好きなのです。。。

(お米・お魚大好きっ子なんで♪)

が(%ショック女%)(%涙%)、こうも毎日、毎日続きますと・・・

「ぶっちゃけー・・・飽きたっ(%ショック女%)」状態。。。

ここはやっぱり、煩悩200%よしこちゃんで(%とんかち%)(%痛い女%)・・・

「ニクが食べたい」

「パンが食べたい」

「コーヒーが飲みたい」

「こってりなパスタが食べたい」

「洋食が食べたい」

「ひんやり冷えた缶ジュースが飲みたい」

「お菓子が食べたい」

・・・とまー、どちらかというと、日本人のカラダに

あまりよろしくないものを食べたくなる始末っ・・・(^^;)。

どうやら、人間というものは、

「神」でも「仏」でもない、俗な存在ですので、

カラダにいいものと、わるいものと、両方食べたいと思う存在のような気がしました。

つまり、人としてよいことと、わるいこととの間で

カンオケに入る、その日まで、

『振り子』のように、ゆ〜ら、ゆ〜ら揺れ続ける存在のような気がいたしました。

生きている24時間全部「善」の人って、

ほんと「仏」(=人で無い)の域に達していると思います。

私って、まだまだ、めちゃくちゃ俗な人間ですヮ・・・(あきれ顔(%とんかち%)(%痛い女%))

ただ、一分でも一秒でも、その『振り子』が

善の方にある時間を多くするように努めたいと思います(%笑う女%)(%ハート%)

そんなかんだで、もうしばし

お遍路道の上で、「仏」の自分と、「俗」の自分と

楽しく且つ真剣に向き合いたいと思いますっ(%ニヤ女%)(%晴れ%)

ほんと、スゴイ&ステキで、大変貴重な時間を

与えられていることに、感謝いたしますっ・・・。

ありがとう! 天国のおばあちゃんっ(%笑う女%)(%王冠%)