とうとう私も八尾の地域通貨をゲット致しました〜!

通貨単位は「フレ」です。

市民活動されておられる方や
地域の商店街などの活性化を考えておられる方は
一度は聞いたことのあるものだと思います。

写真は、100フレと200フレ。
あと500フレ札もあるそうですが
まだ刷っておられないそうです(^^;)。

地域通貨とは・・・
法定通貨(国家の通貨・円)による貨幣経済制度の
問題点を解決する為に考え出されたもので
利子がつかない、物やサービスの交換に
限定されるなどの条件を元に流通します。

一定の限られた地域や人々の間だけを流通させることで
その地域の経済の活性化に貢献し
人間関係を良くする、はたまた新たな価値を
創造するなどの効果につながるそうです。

・・・というような難しい話では
理解出来ない方も沢山おられると思いますので
(私自身もイマイチ分かっていない)
具体的な例を挙げて、説明したいと思います(^^)。

〜キクおばあさんと、近所に住むミサトさんとのやりとりを例に〜

ミサトさんは、最近腰の調子が悪くなったおばあさんの変わりに
草むしりをしてあげようとおばあさんの家に行きます。

その二人の間に以下のシチュエーションを想定します。
①何もないとき
②円があるとき
③フレがあるとき

この3パターンのイラストで
フレの良さを感じて頂きたいと思います。

二人の間に・・・

①何もないとき

おばあさんは
「こんなエライ作業やってもろてるのに
何もお礼が出来ないのは、申し訳ない」と
感じています。家に余っている物をあげても
ミサトさんがいらないものだったら余計
困らせるし・・・

ミサトさんは
「いくらおばあさんの為だとはいえ
ちょっと、しんどいわー」と
ボランティアを買って出た自分にチョット後悔。

①円があるとき

おばあさんは
ミサトさんに大変感謝し
その気持ちをお金(円)という形で
表したいと思っていますが・・・

ミサトさんは
純粋におばあさんの問題を解決したいと
思ってやったので
お金をもらうことに対して
とても恐縮してしまいました。

③フレがあるとき
お二人とも大満足です!

ミサトさんはその後
自分の子どもを近所の方に預かってもらい
(もちろん、そのお礼として「フレ」を渡しました)
「フレ」の使える商店街の喫茶店で
中学生の時の同級生と
楽しい時間を過ごしました♪

地域通貨とは
きっと、限られた地域の中で
その通貨に様々な人の気持ちを乗せて
クルクル回すことによって
現代社会において衰退してしまっている
地域のコミュニティや経済を復活・再構築出来る可能性のある
ツール(道具)なんだと思います。

「フレ」についての詳細は

http://www.minkan.jp/fre

やお活き活き会議のホームページまでぞうぞ(^^)。