先週火曜日から木曜日まで、わかやまNPOセンターが運営している社会起業家支援事業の「先進地事例視察」ということで、兵庫県内に出張に行ってきました。
兵庫県内は1995年の阪神・淡路大震災からNPOやコミュニティビジネスの振興事業がたくさんおこなわれていまして、あちこちに先進的な事例が点在しています。

まず火曜日は、神戸は灘区へ行ってきました。
障がい者の芸術振興に取り組まれている団体と、地元の商店街、そしてNPOがタッグを組んで、商店街を子どもや障がい者などのアートを通じて盛り上げよう、というプロジェクトの会議に参加させていただいたのです。

やはり地域の元気は子どもたちの元気から、ですよね。
地元の大学のインターンやチャレンジショップ的なもの、商店街の商店主のかたのアイディアによるイベントなどなど、たくさんの要素を取り込んで一大イベントとなったようでした。

また、その会議では障がい者の仕事興しや、地元にいるアーティストの卵をどう育成するか、という事にも話が及び、建物がどうのこうのとか、和歌山のNPO業界ではあまり聞かない桁のお金の話もでてきたり・・・(汗)

とはいえ、地域の課題を解決したいという想いと、それを達成するために必要な“志”源をどう調達し形にしていくか、冷静に分析し、考えられるプロデューサーの存在が重要か、考えさせられました。

夜は地域でも有数の歴史を誇るホテルに泊まりました。
ネットで格安プランを探したところ行き着いたのですが、アンティークな感じに癒やされながら深い眠り・・・につければよかったのですが、翌朝早起きすることになるとは思ってもみず(苦笑)。

翌日の話は次回に。