「七園」についてのお話し

日 時 平成30年4月24日(火)13時30分〜15時
 阪神間には、関西を代表する閑静な住宅街として知られている
「七園」があり、モダニズム文化圏を形成しています。
 その七園とは、阪急電鉄沿線の甲風園・昭和園・甲東園・甲陽園
苦楽園と阪神電鉄沿線の香櫨園・甲子園を指します。
 それら七園についてのお話しをお伺いしてきました。
 まず甲東園の話しですが、明治17年に芝川氏が鷲林寺から土地
を入手し、明治29年に農園を開業されました。
 そして大正11年に甲東園前駅が、昭和9年には関学が開設され、周辺は住宅街になっていきました。

次に香櫨園の話しで、明治40年に遊園地として開発されたのが始まりで、動物園・
博物館・ホテル等があったとのことです。
 ただテーマパークとしては早すぎてやがて住宅地になりました。
 苦楽園は、明治39年に温泉浴場として建設・開発されました。
 ただ昭和13年の水害で、復興することなく住宅街に変貌した由甲陽園ですが
大正7年に本庄氏が100万坪の土地を購入し、動物園・温泉・音楽堂等を造られ
ました。
 しかし昭和5年の恐慌で住宅地に衣替えされました。 ・・・・等々でした。