生物多様性と里山管理

日 時 平成29年10月11日(水)10時〜12時
 生物多様性とは、いろんな生き物がたくさんいる状態で、
その状態が個々によって異なることを言います。
 その成り立ちは地球が出来て46億年経過し、その過程で
生命が進化を獲得した状態で現在に至っており、その数は
150万種が確認されています。
 そしてこの全ての生き物には色や形等の違いがあります。
 この違いは階層性(遺伝子・種・生態系・景観)を把握する
ことによってよく理解できるとのことです。

しかし現在この生物多様性が喪失危機に瀕しており、因みに
日本では植物の種類が7000種あるとされていますが、この
うち約3割が絶滅または絶滅危機にある由です。
 その要因は、開発・管理放棄・環境汚染・温暖化によるのが
大半で、その全てが人間の活動に起因しています。
 この生物多様性は私達の暮らし(環境・減災・癒し等)を支え
ているものなので、これを守っていく必要があるとのこと。
(写真下は、セミナー後に里山の状態を実地検証したもの。)