図書館での就労体験のはなし その1

こんにちは、どりー夢印刷部のケイズです。

今日は、昨年度私が行った、伊丹市の就労体験(チャレンジ事業)について書きたいと思います。

私は就職活動をしながら、どりー夢共同作業所に通所しております。就職の相談で度々お世話になっていた地域生活支援センターの職員さんの紹介で、一昨年の12月から昨年の3月まで、市内の図書館で返本業務の仕事をさせていただきました。
 図書館へは週2日、午前中に通いました。車で3〜4ケースの図書が運ばれてきます。それを館員の方が本館・分館・分室に仕分けして、その本館分を1階・2階の書棚へラベル順に並べるのが私の仕事です。
図書を積みあげる単純な作業も、気を抜くと間違えるので仲間や指導員とおしゃべりしつつ、間違えないよう注意しました。メインである配架の作業では、積み上げた本を台車に移し、台車から数冊の本を手に持って書棚へ置きます。これは意外と重労働でした。本のラベルも注意が必要で、ラベルの見方は初日のガイダンスでだいたい分かり、仕事に馴れたらすべて頭に入りました。図書館の仕事は知的労働のようで実は肉体労働なので、トイレや休憩をはさんで体を休め、調子を整えてから次の作業に臨みました。
 仕事の始めと終わりは、市役所でミーティングがありました。お昼は手作りの弁当を持参して、喫茶コーナーで食べました。
 
 4カ月の仕事はあっという間でした。順調に仕事ができてよかったです。私のあとも、どりー夢のメンバーがチャレンジ事業に連続して従事していることは、うれしいことだと思います。
 この場をお借りして、地域生活支援センター、市役所障害福祉課、図書館職員の方々に厚く感謝を申し上げます。