猛暑も和らぎ、秋が近づいて参りました。
クーラーも不必要になり、過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。

秋と言えば芸術。
私は少し前から音楽、それも作曲に興味を持ちはじめたのですが、ただ漠然と聞いていただけの今までとは異なる世界が見えてきて、新しい発見に満ちた日々を過ごしております。

音楽にも理論があります。
“和声理論”だとかは名前だけなら、聞いた事がある方もいるのではないでしょうか。
音程の異なる音をどのように重ねるか、また、どのように連ねていくか、そうしたものを論理化したものです。
他にもそういった、音を重ねる事や重なった音に関する理論は数多くあります。
とはいっても、最終的に感性が大事には違いないのですけどね。

私もそれを基に、色々な音を様々に重ねてみました。
なかなか人様に聞かせられるような出来にはなりませんが、音の個性や組み合わせ方に関する知識や感覚は身に付き、普段から耳にする音に対しても、今までと違った視点を持てるようになりました。

こうした発見の中でも、最も重要で感動的だったものは、全ての音に個性を感じる事です。
吹奏楽等でひとりひとりが奏ずる音はもちろん、一人一人の声、生活の中で感じる音、そういったもの全てが異なる特性を持ち、また音楽的な可能性を持っている、という発見がありました。
歌番組等にしても、ボーカルが一番注目されるのは、人の声というものは一人一人が持っている世界で一つしかない楽器だからかもしれない、という感想を持つに至っています。

芸術の秋。
世界で一つしかない自分の感性に耳を傾けてみるのも、新しい発見があっていいかもしれません。

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