発災から1か月、この間、電気は比較的早いペースで復旧しつつある一方、水道の復旧はまだまだ時間がかかりそうな状況で、随所で給水車に並ぶ人々の姿や不自由な身体をおして、重い水の入ったポリタンクを手押し車で運んでおられるお年寄りの姿などを見かけました。

 確かに、輪島市や珠洲市の中学生が白山市や金沢市に集団避難したり、今回の訪問でも七尾市立中島小学校では今週からの授業の再開に向けた準備が進められていたりと、児童・生徒の皆さんの学習環境の確保が最優先で進められていることがわかります。

元日に起こった令和6年能登半島地震の発生から1か月が経過した2月2日から4日にかけて能登半島に行ってきました。今回は、今後の長期的な支援活動の拠点づくりを具体化したいとの思いで七尾市中島地区を訪ねたのをはじめ、これまでにも寄せていただいた輪島市立輪島中学校や石川県立輪島高等学校などを訪問しました。あわせて、これまで出向いたことがなかった内灘町に出向いて、当初は避難所になっていて、現在は支援活動の拠点にもなっている内灘聖書教会を訪ねましたが、そこから七尾市に向かう途中で、液状化により甚大な被害を受けたまちの様子を目の当たりにしました。

 発災から1か月、この間、電気は比較的早いペースで復旧しつつある一方、水道の復旧はまだまだ時間がかかりそうな状況で、随所で給水車に並ぶ人々の姿や不自由な身体をおして、重い水の入ったポリタンクを手押し車で運んでおられるお年寄りの姿などを見かけました。