近年の自然災害に学ぶ 地域防災リーダー養成講座

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文化の日である。秋晴れの特異日でもあるこの日、朝から表題の講座を近くの大学構内で一日受ける。

今日は二日目で、1時限目から「近年の自然災害に学ぶ」、「気象災害」、「災害とボランティア活動」、4時限目と5時限目は講義と演習で「地域で活動する避難所運営」でした。

また、1時限目が始まる前と午後からの3時限目が始まる前には「防災ビデオ」の上映。講義だけでは伝えきれない或いは講師演目のプロローグ的なスクリーン上映となっているようでした。

講師の一人、元NHK解説委員の伊藤和明氏は、災害・防災の科学・報道番組(NHK)には必須の人でした。1986.11の大島噴火・全島避難、1991.6の雲仙普賢岳の火砕流、1995.1兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)などでは、その分り易い解説に地球・環境・災害科学に関心を向けられた人も多いのではないでしょうか。
講義「近年の自然災害に学ぶ」では、7月の新潟県中越沖地震や1995兵庫県南部地震の、「気象災害」では台風やハリケーン、2004集中豪雨災害、地球温暖化の影響などを、豊富な写真映像と簡潔な文字・図によって警鐘をならされていました。
最後の「Pass at your own risk」は、氏の参加者に対するメッセージで、自分自身で災害環境を把握することが重要であることを告げられています。

午後の講師稲垣氏(中越復興市民会議事務局長)とは、7月の中越沖地震発生1週間後に刈羽村の災害ボランティアセンターでお会いしているが、
(参照:https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/385?YEAR=2007&MONTH=7&DAY=27)
講義の始めに流されたビデオ映像は、3年前の中越地震で全村避難(2200人)した山古志村の、被災から3年間の復興の様子と「元気」を映し出しているようでした。

防災・環境分野での「映像再生」は、強い力となるものです。