「もとまちアート海廊」スタッフの金藤です。

13日の下見・説明会で、門脇さん、アーティストのみなさんとともに
「旧徳用シティ銀行」跡地を訪れました。

外壁からしてアートな佇まい。
窓の形や大きさ…、見ればみるほど魅力のある建物です。

裏口から中へ入ってみると、
時が止まったような静けさです…。

といっても、ワクワクするような動の気配。
ここに流れていた時間の重みを感じます。

レトロなドアノブやガラス窓は、
他では見られない、もとまちの財産ではないでしょうか。

最上階には、いくつもの小さな部屋が。
ひとつひとつのドアを開けていく行為が、まず楽しい。

アートを生産していくためのエネルギーが
ハード面からも伝わる異空間フロアです。

あちこちからメジャーを巻き上げる音やカメラのシャッター音が響き、
面白いもの、空間をいかしたもの、想像を超えたもの、
何か言葉ではうまく伝え切れませんが、
心を刺激する作品で、部屋中が埋めつくされていくように思います。

この建物を使った「もとまちバンク・アート」について説明する門脇さん。

密度の濃い展示が、とても楽しみな企画です。

(コメント:金藤美智子)