ファンドレイジング日本2012報告

マツキです。
2月4日〜5日の2日間、東京で行われたファンドレイジング・日本2012に参加してきました。このイベントは、寄附集めや助成金獲得など、NPOの資金調達(ファンドレイジング)事例やノウハウを学び、日本ではまだ認知されていないファンドレイザーを全国に広めようという学習会です。フォーラムみのおからは、2人が参加しました。

私マツキは、3月3日のプレイベント「認定ファンドレイザー講座」から参加し、ファンドレイザーとして身につけておきたい知識や理念を体系的に学びました。とは言え、この日の内容は全体を広く浅く知る程度でしたので、この講座をきっかけに、実践経験を積み重ねて、学びを深めていきたいと思います。
まず、大きな学びとして、
「ファンドレイジングは、単なる資金集めという目的を超えて、寄附による市民の社会参加を促進する、社会に変化を生みだすための活動である」こと。
写真は、講座の会場の様子。奥の壁面の絵になんだか親近感を覚えます。

4日・5日の本大会では、先駆的に取り組んでいる全国のファンドレイザーや研究者の発表とワークショップでした。会場は、日本財団ビル。
写真は、会場の階段に設えてあった、「伝説の空中階段〜ファンドレイジング七つのステップ」です。こういった遊び心が、学ぶ意欲を盛り上げます。

ソーシャルメディア、寄附付き商品、遺贈、パブリックスピーキング、信託銀行、チャリティイベント、街頭募金など、ファンドレイジングといっても取り組み方は多種多様です。「こんなやり方もあるのか」と視野が広がりました。
箕面でも参考になりそうなヒントをいっぱいもらいました。
初日のセッション『次世代に突入したコーズ・リレイテッド・マーケティング』では、講師の野村尚克さんから、次世代型の取り組みとして箕面のことも紹介してくださっていました。ありがとうございます。

これから日本の寄附文化がどんどん前進していく予感でいっぱいです。箕面からも地域単位の取り組みモデルとして、発信していきたいと思います。