松前のブロッコリー畑で遊んだよ!

伊予郡松前町の「ときファーム」のブロッコリー畑に今年もお邪魔させていただきました。

収穫を終えたブロッコリー畑には、まだ小さいですが脇目がいっぱい出ています。その脇目をみんなで収穫して、湯がいていただきました。

それから思いっきり畑で遊ばしていただいて、あっという間の3時間だったんじゃないかな?

上は小学6年生から下は3歳ぐらいまで、はば広い年齢層でしたが、その子なりに楽しい遊びを見つけて遊んでいました。

最近の松前の大変化といえば愛媛最大級のショッピングモール「エミフル松前」の誕生なのですが、そのせいか来るたびに道路ができたり建物が建ったり景気低迷のこの時代にも、活気のある街になりつつあります。

でも、ここで農家をしている方々にとってはどうなのだろうと?最近心配になることがあります。

今日もブロッコリー畑の北側に大きな道路を建設中で、そのために砂や砂利の大きな山が2個そびえ立っていました。

いったいどんなすごい道路ができるんだろう!?っと大人の関心事は今度の交通の利便性に頭をはせるのですが、子どもたちはと言うと・・・???

やっぱり遊ぶこと・・・!

みんなで山に登ったり、すべったりして思いっきり喜んでいました。(日曜日は工事は全面休日でした。)

でもこの光景を松前の農家さんはどんな思いで眺めているのだろう?

食料自給率40%を切る勢いで日本の農家は衰退しつつあるなか、何とかおいしい地元の野菜やコメを食べてもらいたいと強い志を持つ人たちが今まで日本の食をうるおしてくれていたんだと思います。

そして、子どものいるほとんどの人たちが、できれば日本でできた野菜を子どもたちに食べさせたい!と思っています。

新鮮な野菜を子どもたちが学校給食でいただき、家庭の食卓に当たり前に並ぶことって、やっぱりできないんでしょうか?

農家の望むことと、消費者の願いはそんなに変わらないはずなのに、つながらないこと(松前にでっかい道路はできるのに!)に、憤りと矛盾を感じつつ、今日はおいしいブロッコリーをいただきました。