くま先生こと島田直明の思い

キープラ社会貢献事業部こどもプロジェクトに【こどもと動物】で参加します!
みなさん こんにちは!

島田動物舎の島田です。

キープラ社会貢献事業部こどもプロジェクト活動で、
移動動物園として、子供たちと動物との“ふれあい”を
実現させるために今、頑張っています。

今日は私の話を聞いてください。

一般的に子供たちは小さな動物たちが大好きです。
しかし、現在の子供たちは、親の世代からすでに
自然や動物との接点は少なく、残念ながら、動物に触れない
抗菌マニアのような大人も数多く存在する世の中でもあります。
そこで、そんな時代であるからこそ子供たちのいるところに
移動動物園として訪問することは、子供たちにとってはじめての
動物との接点となる事も多く、その意義は大きいのです。

そして、この出会いをいかに楽しく素晴らしいものにするかによって
子供たちの成長にも大きな影響を与えることができるものである、
と考えています。

私は、人間の子供たちが小さくて弱いウサギなどの小動物たちと
仲良くなり、本当のふれあいをするには、子供たちが動物たちを
追いかけ回して捕まえることではない、と考えています。

つまり、ただ動物を連れて行き、そこでどうぞ触ってください、
というだけではだめだ!
ということなのです。
子供たち自身はもちろん自由に走り回った方が楽しいのでしょうが・・・

私の移動動物園では、人間の子供たちが小さな動物たちから実際に
どのように見られ、思われているのかを伝えてから動物たちとの
ふれあいをすることを実践しています。
怖がる動物たちの気持ちを考え、そーっと動物たちにコンタクトを
試みることは子供たちにとってはある意味では
我慢を強いられることにもなります。

追いかけ回したい、自分の思うがままに動物を捕まえたい、
という気持ちを抑えじんわりと動物とコンタクトをとることは、
気に入らなければなんでもリセットしてしまうゲームに慣れた
子供たちにとっては今までにはない経験でしょう。

しかし、生きた本物の動物たちの柔らかさ、暖かさを実感し、
そして友達になれた達成感はきっと子供たちの中で相手を思いやる心を
育てることでしょう。

この自分を抑え、我慢して相手を思いやるという心を育てることは、
今の社会問題となっているいわゆる(すぐ切れる子供たち)に
させないためにとても重要なことである。と考えます。

しかし、これだけのことを本当にやりぬくには、
準備や人件費など実際にはお金がかかります。

そこで、今私が行っているこの活動を大きな企業の社会貢献活動
としてサポートしていただくことにより、企業様が実際に実のある
社会貢献を行うことが可能となり、その恩恵を次世代を担う
多くの子供たちが受けることができるようになれば
素晴らしいことである。是非これを実現したい、と考えています。

どうか皆様!この活動の実現に力を貸してください。

宜しくお願いします。

有限会社島田動物舎 島田直明

 
■島田直明 

1962年東京生まれ。国内・海外を問わず野生動物を観察し、
あらゆる資料を網羅し、習性・生態・雑学等膨大な知識と
実践する技術を得て、動物のスペシャリストと呼ばれるようになった。
動物とのふれ合い方を通じ、人と人とのコミュニケーションのあり方を
伝えるため2000年東武動物公園をから独立。
移動動物園“ZOOKISS”を設立した。
特に、未来を担う子供たちの【動物ふれあい教育】に取り組み、
弱者への思いやり、命の尊さなど、自分も動物であることを知る
生命の「リアル」を伝える活動を積極的に行なっている。
また、子供を教育する立場の教師自身がより楽しく動物と付き合い、
正しい知識と生命の大切さを子供たちに伝えて欲しいと考え、
教育現場や大学教育学部での講演活動も行なっている。
動物と自然の中で直接出会う機会が激減した現代、ペットブームと
平行して、生活における動物に関する悩みや不安はより一層増えており、
風聞や憶測でなく正しい知識と体で得た経験を元にそれらに答えることが
できるプロフェッショナルである。