本日より、北海道始動します。

AAF2006参加企画
田園都市のコンテンポラリーアート2006 語るシリーズ①
デメーテル学校#059談話編

【熱談−地域とアートの行方】

日 時:6月25日(日)19:00〜21:50(開場18:30)
場 所:とかちプラザ 視聴覚室(160席)
 帯広市西4条南13丁目1番地
参加料:1,000円

主催:とかちのアートを考える会、デメーテル学校運営会
共催:十勝毎日新聞社
協力:FLOWMOTION
特別協賛:アサヒビール株式会社
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団

近年、日本で開催されている国際美術展やアート作品には地域の環境や歴史、風土と密接に関係したものや、マチづくり、市民参加を重視したプロジェクトが数多く登場しています。さまざまなアートが行き交う今日のアートシーンにおいて、その現場で実際にプロジェクトを企画し実践している方々により、地域とアートの関係を探ります。今回は、帯広・十勝で多方面に活躍されている中谷有逸氏・菅訓章氏にアートの可能性について対談いただき、活動事例として「大地の芸術祭−越後妻有アートトリエンナーレ2006」の総合ディレクターである北川フラム氏と、参加作家で帯広在住の池田緑氏に、プロジェクトの概要や作品内容などをお話いただきます。この6月から開催されている「アサヒ・アート・フェスティバル」に北海道から参加が決定した帯広の「雪と風の器」など、身近な地域プロジェクトについても紹介します。

(19:00) 対談:アートは地域を活性化できるか。
中谷有逸(美術家)×菅訓章(神田日勝記念美術館係長・学芸員)

(19:50) 事例1:アサヒ・アート・フェスティバル参加「雪と風の器」について
高坂光尚(アートカフェFLOWMOTION代表)+高田K子(写真作家・プランナー)

(休憩10分)

(20:20) 事例2:「大地の芸術祭」出品プラン発表「家の年齢−キノさんの家の場合」
池田緑(美術家)

(20:40) 事例3:「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ2006 公開プレゼンテーション 
北川フラム(「大地の芸術祭」総合ディレクター)

≪講師略歴≫

◇中谷有逸
1936年生まれ、帯広在住。モダンアート協会会員、北海道美術協会会員(93年から帯広支部長)、平原社美術協会会員(81-89年は会長)。はやくから素材や技法にとらわれない独自の技法による版画や平面作品を制作し、帯広を拠点に活動を続けている。87年帯広市文化奨励賞、96年十勝文化賞、99年帯広市文化賞を受賞。

◇菅 訓章
1950年生まれ、帯広在住。鹿追町教育委員会社会教育主事、鹿追図書館司書を経て現在、同町の神田日勝記念美術館係長を務める。学芸員として、子どもからお年寄りまで皆が気軽に訪れ楽しめる“ファミリー美術館”を目標に、開館当初から「地域発」を重視した展覧会や教育普及事業を企画している。

◇高坂光尚
1972年生まれ、帯広在住。94年より書店業に携わる。2002年に帯広で開催された「とかち国際現代アート展デメーテル」にボランティアスタッフとして参加。同年「アートカフェFLOWMOTION」を設立し、帯広のアートの拠点として運営している。自らも制作活動を行う一方、若手作家の活動支援なども行う。アサヒ・アート・フェスティバル実行委員。

◇高田K子
1977年生まれ、帯広在住。芸術とそれを取り巻く環境に興味を持ち、2000年頃より本格的に写真制作を開始。2002年「とかち国際現代アート展デメーテル」関連企CITYPROJECTに参加。近年はワーワショップやアートプロジェクトなどの企画も手がける。アサヒ・アート・フェスティバル実行委員。

◇池田 緑
1943年生まれ、帯広在住。北海道文化財団および文化庁の派遣によりニューヨークに滞在し研修(2001-2002、2004)。90年代後半より医療用マスクを用いたインスタレーションを制作し、国内外で精力的に発表。近年では「十勝の新時代Ⅴ 池田緑展」( 2 0 0 2 、北海道立帯広美術館) や「青梅− 風景の心電図展」( 2 0 0 4 ) 、「Jaa Exhibition」(2005、ニューヨーク・ハモンド美術館)、「北見現代美術展」(2006、北網圏北見文化センター)」などに出品。

◇北川フラム
1946年生まれ。70年代後半より美術展のプロデュース等を行い、都市・建築・まちづくりとしてのアート計画に従事。9 7 年より十日町地域二ューにいがた里創プラン事業の総合コ一ディネータ一として、越後妻有アートネックレス整備構想に携わり、「大地の芸術祭− 越後妻有アートトリエンナ一レ」では2 0 0 0 年の第1 回から総合ディレクターを務める。

・第81回平原社展
 会期:7月13日(木)〜7月25日(火)
 会場:藤丸カルチャーホール(帯広市西2条南8丁目am10:00-pm7:00)
 NCアートギャラリー(帯広市大通南8丁目広小路am10:00-pm6:00)

・神田日勝記念美術館
 北海道河東郡鹿追町東町3丁目
TEL 01566-6-1555 FAX 01566-6-1859
URL http://www.town.shikaoi.hokkaido.jp/kanda/

・アサヒ・アート・フェスティバル2006
http://www.asahi-artfes.net/

・田園都市のコンテンポラリーアート2006 雪と風の器
 http://voluntary.jp/artokachi/

・池田緑ホームページ
http://www.ima.me-h.ne.jp/~ikeda.midori/index.html

・大地の芸術祭−越後妻有アートトリエンナーレ2006
 http://www.echigo-tsumari.jp/

<お問い合わせ>
080-0015 北海道帯広市西5条南13丁目
≪FLOWMOTION (フローモーション)≫tel:0155-21-5506
080-0016 北海道帯広市西6条南6丁目3 ソネビル6F≪デメーテル学校運営会≫
E-mail:demeterschool@hotmail.com 090-2075-5792(寺嶋