2011/03/31のBlog
[ 18:27 ]
[ さくらびレポート ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。
本日、3月31日、美術部で精一杯取り組んできた「尾目出鯛金屏風」が完成しました!!
美術室から全員で協力して、体育館まで運搬。これが一番大変したが、生徒だけでなんとかクリア。こんなに重いものを壊さずに運ぶなんて、それだけで感動的でしたが、体育館に運び、壇上には乗せませんでしたが、ピカピカの体育館の光に当てられると、本当に存在感があり、感動してしまいました。
しばらく生徒たちは、入学式の準備ができた会場で椅子に座り、呆然としていました。2年生はギャラリーに上り、上から鑑賞。できるだけ遠くから見たいという生徒は遠くから離れて見ていました。
「苦しかった」と感想を言った生徒がいました。正直に苦しかったんだと思います。ほとんど休みなく、毎日ですから。そして今までに扱ったことのない材料を使い、見たことのない作品にチャレンジしたのですから、苦しいのも当たりまえです。
私自身も苦しかったです。大きかったのは震災です。震災後、「みんなで一体になろう」とか「一つになろう」「がんばれ」という言葉が(批判しているのではありません)飛び交い、どこか落ち着かない気持ちををもやもやと感じていた自分。この鯛金屏風の制作で、自分の気持ちを生徒と一緒に解放していたのかもしれません。表現の初期衝動は、こういった違和感や生きにくさが元になっていることもあるのかもしれません。
とりあえず、美術部の皆さん、本当に素晴らしい活動をありがとう。君たちは最高です!!
本日、3月31日、美術部で精一杯取り組んできた「尾目出鯛金屏風」が完成しました!!
美術室から全員で協力して、体育館まで運搬。これが一番大変したが、生徒だけでなんとかクリア。こんなに重いものを壊さずに運ぶなんて、それだけで感動的でしたが、体育館に運び、壇上には乗せませんでしたが、ピカピカの体育館の光に当てられると、本当に存在感があり、感動してしまいました。
しばらく生徒たちは、入学式の準備ができた会場で椅子に座り、呆然としていました。2年生はギャラリーに上り、上から鑑賞。できるだけ遠くから見たいという生徒は遠くから離れて見ていました。
「苦しかった」と感想を言った生徒がいました。正直に苦しかったんだと思います。ほとんど休みなく、毎日ですから。そして今までに扱ったことのない材料を使い、見たことのない作品にチャレンジしたのですから、苦しいのも当たりまえです。
私自身も苦しかったです。大きかったのは震災です。震災後、「みんなで一体になろう」とか「一つになろう」「がんばれ」という言葉が(批判しているのではありません)飛び交い、どこか落ち着かない気持ちををもやもやと感じていた自分。この鯛金屏風の制作で、自分の気持ちを生徒と一緒に解放していたのかもしれません。表現の初期衝動は、こういった違和感や生きにくさが元になっていることもあるのかもしれません。
とりあえず、美術部の皆さん、本当に素晴らしい活動をありがとう。君たちは最高です!!
2011/03/30のBlog
[ 17:36 ]
[ さくらびレポート ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。今日の登校日後、一年生も有志が集まり、廊下でアート花環を制作していました。塾を終えてから登校する生徒もいて、意欲を感じます。
DVDをホットボンドで接着し、櫻の形を作っていました。
DVDをホットボンドで接着し、櫻の形を作っていました。
[ 17:23 ]
[ さくらびレポート ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。今日は在校生の登校日。午前中に学校全体が準備され、新年度スタートを待ちわびているように見えます。
午後、美術部有志が集まり、金屏風に金スプレーを塗布する作業を行いました。この、言ってみればアッサンブラージュの屏風作品が、一つの作品となり、また一色を塗布することにより一瞬で質感や見える世界が変化するという瞬間を味わってもらいたいのです。今日の作業はとても大切なのです。
まずは、2年生を中心に、つなぎを着て手袋をし、頭には布を被りました。「まるで忍者!」と生徒が喜んでいました。
スプレーを塗布するためには、場所を開かないといけません。机をかたづけ、汚れ帽子のため布を敷き、窓を全開にします。
そこまでやって、やっと、屏風のパーツを3箇所に運び出します。この作業がなかなか大変。重いのです。重いのですが、協力して運べばなんとかなります。声を掛け合って、力を入れ、やっとこさっとこ、運びました・・・・。
午後、美術部有志が集まり、金屏風に金スプレーを塗布する作業を行いました。この、言ってみればアッサンブラージュの屏風作品が、一つの作品となり、また一色を塗布することにより一瞬で質感や見える世界が変化するという瞬間を味わってもらいたいのです。今日の作業はとても大切なのです。
まずは、2年生を中心に、つなぎを着て手袋をし、頭には布を被りました。「まるで忍者!」と生徒が喜んでいました。
スプレーを塗布するためには、場所を開かないといけません。机をかたづけ、汚れ帽子のため布を敷き、窓を全開にします。
そこまでやって、やっと、屏風のパーツを3箇所に運び出します。この作業がなかなか大変。重いのです。重いのですが、協力して運べばなんとかなります。声を掛け合って、力を入れ、やっとこさっとこ、運びました・・・・。
[ 01:36 ]
[ さくらびレポート ]
2011/03/29のBlog
[ 19:17 ]
[ さくらびレポート ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。金屏風が一段落し、美術部は、ちょっと欲張りにもう一つのプロジェクトである「アート花環」を制作中です。
直径110センチのアルミテープを貼った円にDVDをくっつけていっています。
DVDきれい!!
直径110センチのアルミテープを貼った円にDVDをくっつけていっています。
DVDきれい!!
[ 19:06 ]
[ さくらびレポート ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。
今日の部活で、ゴールデン目で鯛金屏風の、土台は完成しました。心配されたシュレッダー部分のボンドもなんとか接着乾燥しました。
明日、登校日の午後、有志部員で金スプレーを塗布して完成させたいと思います。
今日の部活で、ゴールデン目で鯛金屏風の、土台は完成しました。心配されたシュレッダー部分のボンドもなんとか接着乾燥しました。
明日、登校日の午後、有志部員で金スプレーを塗布して完成させたいと思います。
2011/03/28のBlog
[ 18:34 ]
[ さくらびレポート ]
櫻ヶ岡中学校の中平です。目で鯛金屏風が、あと乾燥を待つのみとなりましたので、新たなプロジェクト「新体育館完成おめでとう。アート花環」をスタートしました。
待ちに待った新体育館が完成しました。しかし、その誕生を祝うセレモニーは一切なく、いきなり4月6日の入学式となるようなので、「これは、美術部としてなにかしなくてはいけない!」と思い立ち、「アートな花環を作って、体育館入り口に設置し、お祝いしよう」ということになりました。
花環なんて、作ったこともないですし、本物をじっくり観察したこともありません。
と、いうわけで、部員全員で近所のパチンコ屋さんへ出かけ、調査をしてみることとなりました。
全員でスケッチブックをもって、出発です!!!!
待ちに待った新体育館が完成しました。しかし、その誕生を祝うセレモニーは一切なく、いきなり4月6日の入学式となるようなので、「これは、美術部としてなにかしなくてはいけない!」と思い立ち、「アートな花環を作って、体育館入り口に設置し、お祝いしよう」ということになりました。
花環なんて、作ったこともないですし、本物をじっくり観察したこともありません。
と、いうわけで、部員全員で近所のパチンコ屋さんへ出かけ、調査をしてみることとなりました。
全員でスケッチブックをもって、出発です!!!!
パチンコ屋さんに到着。
さっそく、長さや比率をはかり、アイデアを思いついた人はスケッチブックにアイデアを描いていきました。
花環の実物は、4メートル。こんなに大きな花環を作ることは出来ません。体育館で先ほど調査したデータから考えると、体育館で高さ220センチの花環サイズがちょうど良く、花の部分は直径110センチ、花環の一番したから地面までが110センチという比率が一番本物に近いことがわかりました。
さっそく、長さや比率をはかり、アイデアを思いついた人はスケッチブックにアイデアを描いていきました。
花環の実物は、4メートル。こんなに大きな花環を作ることは出来ません。体育館で先ほど調査したデータから考えると、体育館で高さ220センチの花環サイズがちょうど良く、花の部分は直径110センチ、花環の一番したから地面までが110センチという比率が一番本物に近いことがわかりました。
花環を裏側から見ると、金網で花を盛り上げていることがわかりました。
材料のDVDは、どうやって使うの?ずらっと並べると何センチになるのか?数学の計算得意な人だれ??という声が飛び交い、野外なのに、活発なアイデアスケッチと吟味の時間となりました。とっても、クリエイティブでした!!
そして学校へ戻ります。
花環で大事なのは、花のデザインではなく、それを支える土台部分。角材を捨ててある校舎敷地内の廃材置き場で、ちょうど良いサイズの角材を発見。さっそく、美術室へ持ち帰りました。
ミーティングで、花環は二台作る。1,2年生混合の2チームに分かれる。その中で花チームと土台チームに分かれて同時進行で作業を進める。ということとなりました。
土台チームは、寸法を測ったり、角材を切ったりしました。完成したので、体育館へ運び実際に設置してみようということになりましたが、運搬中に釘が抜けてしまいました。もう一度作り直しです。釘の長さが短かったのです。こういう失敗が学習なのです。
土台の色は「ピンクかレインボー」と話し合いが盛り上がっていました。