なんと1年ぶりの記事。
今年も国立女性教育会館でのセミナーに参加している。
先に書いた記事の1年後だ。
今回のテーマは、「アウトリーチ」
支援を、支援を必要としている人に届けるための手法。
今年度から、「こんにちは赤ちゃん」事業などが行われるが、
こうしたのは代表的な取り組みだ。
今回は、内閣府・文部科学省・厚生労働省の行政説明、
ヌエックが行った家庭教育の国際比較調査のデータを活用したワークショップ
そして、イギリスのホームビジッティング・カナダのドロップイン、
埼玉県の取り組みが紹介されたシンポジウムという内容だった。
「アウトリーチ」という言葉は、最近よく耳にするが、この定義は学術的にはまだ
固まりきっていないようだが、一応
「従来の枠を越えた(アウト)方法で、新しいサービスを提供し、
そのサービスが従来受けられなかった対象者に届く(リーチ)こと」
こうした考え方であれば、
全戸訪問は勿論だが、今までの児童館などの行ってきた
施設型・プログラム型のサービスから
同じく施設型だが、ノンプログラム型の広場を行うことも立派な
アウトリーチということのようだ。
地域子育て支援拠点事業の創設で、児童館型という拠点も展開されることになる。
この意義をよく考え、児童館ならではの拠点を作っていく必要があると思う。
この辺りについては、明日の研修内容も交え、しっかりと考えていきたい。