マイノリティ子育て発、“ブログを銃に、言葉を弾丸に!”

ライター、弾丸ひろこです(%バイク%)

ブログを銃に、言葉を弾丸に!マイノリティ子育ての現場から、弾丸のようなメッセージを放ち、互いの心のバリアを打ち破りましょう。それが、「障害児」の母親でもあるブロガー、弾丸ひろこのコンセプトです。

銃だの弾丸だの、子育て支援サイトにはおよそふさわしくない、穏やかならぬ言葉を、なぜ敢えて使うのか?

「あんたは憲法9条廃止して、子どもを戦場に行かせたいのかい?」そんな声が聞こえそうです。いえいえ、もちろん違います(汗)。

プロフィールにも書きましたが、今まさに、マイノリティ子育て・教育の現場、大きく言えば「福祉」の現場に新しい動きが起きつつあるのです。つまり、見方を変えると、いろいろな意味で「障害児」、「障害者」をめぐる世の中の意識を変えていくチャンスに満ちているといえるのです。

だからこそ、マイノリティ子育ての当事者の視点から、なるべく多くの人の心に“ドン!”(%雷%)と響くような声をあげていこう!心の叫びを銃声のごとく、そんな思いが込められているのです。

その現場に起きている、新しい動きのひとつが、まさにこの「ハッピー・チャイルド・ケア・ブログ」のテーマのひとつである、特別教育支援法。関係者の間では、今年は「特別支援法元年」と呼ばれているぐらいです。

例えば、まだご存知ない方も多いかと思いますが、この法律によって、ウチの子が通っている養護学校は、全国的に「特別支援学校」と名前が変わります。普通の学校の中に設置されていたいわゆる特殊学級も「特別支援学級」と名前が変わるのです。

「単に名称が変わるだけで、どうせ中身は同じ。何も変わりゃしないよ〜」、マイノリティ子育てをしている親御さんの中からさえ、そんな声が少なからずあることは確かです。

けれど、やっぱり私は、学校の名称が変わることひとつをとっても、それをチャンスと捉えたい。いや、何としても変化を起こすチャンスとしていかねばと思うのです。

例えば、学校や学級の名称が変わったのに、そこに通う子どもたちを、相も変わらず、「障害児」と呼び続けるのはどうなのかと。そんな議論にまでなったらなと思うのです。

ここでひとつ大切なことは、(多分このブログで繰り返しアピールするとことになると思うのですが)、特別支援教育法は、ウチの子のように重い知的・身体ハンディがあって誰が見ても「障害児」とわかる子供や、あるいは、ちょっと見ただけではそれとはわからない、いわゆる「軽度発達障害」がある子供たちだけのものではないということ。

その理念に「障害の有無や、その他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり・・・」と掲げてあるように、本当は全ての子供にとって、より豊かな教育支援を提供しうる法律なのです。また、そうならなければ、ウチの子のような一生を通してバリバリ支援が必要な「障害児」にとっても、本質的な支援につながっていかないとさえ思うのです。

でもそれは、ただ法律が施行されたからってそうなるものではありません。法律をきっかけにして、子供たちのために少しでも良い環境を作り上げようという、人々の気持ちや熱意、行動が伴なっていかなければ、状況は変化しないでしょう。

そのためには、まずは、マイノリティ子育てをしている当事者たちが、心の扉を開いて、一歩前に進み、自分たちの状況や想いを語っていかなければと思うのです。

そう、まず打ち砕かなければならないのは、私も含めた当事者自身の心の中にある壁なのではないでしょうか。次回は、そのあたりのお話をしていければと思います。

では、今回はこの辺で。ハイ、それでは皆さん、よろしければご一緒に!
「(%音符1%)あぁ、こぉ〜のままぁ〜、何時間でもぉ〜、書いていたいけどぉ〜(%音符2%)」
( 「セーラー服と機関銃(作曲:来生たかお)」のメロディーで)

ご精読ありがとうございました!!(%ニコ女%)