空家調査 本格的に開始

今週の火曜日、五月晴れで少し汗ばむ中、空家調査を本格的に始めました。

従来から行政が何度か空家の調査を行い、色々な報告書で数字を引用されているのですが、最新のデータがないことと過去のデータも住宅地図から名前の記載されていない区画を拾っただけのもののようなので、今後住み替え支援をして行く上での基礎データとして調査することにしました。

まずは、今月初めに桃山台で空家の確認方法をメンバーと共有して今回の藤白台に臨みました。
 藤白台4丁目の250戸超を3人で確認して回りました。調査に参加したのは、今春大学院を卒業して博士になったメンバーと大阪大学の学生です。若いから苦もなく短時間で調査できました(実はおじさん1人しんどかった)。

 結果は20戸弱の空家と空地があり、調査戸数に占める率は7%強でした。行政のデータが3〜5%なので、随分開きがあります。空家の中には、右の写真のように200〜300坪の敷地のものもありました。

また、意匠の凝った和風モダンの空家もあり、以前住んでいた方の趣味が伺われます。全体的に、空家と言えども程々の管理がされており、近くに家族がいらっしゃるのではないかと思います。

 午前中一杯かけた調査の後は昼食を摂りながら今後のデータの分析についての話などをしました。久しぶりの日光浴で、鏡で覗いた顔は真っ赤に日焼けしていました。この調子で行けば、今年はこんがり小麦色かな。