4月7日(土)、4月の「コラボ談話室」を開催しました。参加者は初参加2人を含む15人。話題提供は「幼い息子に学んだこと」(大原正也さん)。大原さんは、軽い知的障害をもつ息子が支援学校で世話役をしたり、周囲をよく観察しながら心配りしていることに感動したり教えられる。人は子ども心があれば、前向きにチャレンジできるのではないか? 若い人たちに、「いい年をして・・」と押さえつけるより、伸ばして行くことが大切では・・と話しました。

そのあと、藤本さんの進行で次のような意見交換が行われました。
子どもは無意識のうちに必要なもの(情報)を出している/ほめること・ほめられることは大人になっても大切/自分が若かった頃と同じ間違いをしている娘を諭せる三世代同居は貴重な家族構成/子どもは親のウソを見抜く/親が子どもに怒るとき、実は自分に怒っているかも/千里周辺でやっている体験農園は多世代交流の場になっている/チャレンジや一歩前へ・・を阻むものは何だろう/自分に自信が持てるか、自分が好きかどうかが鍵か

/「生きているだけでいいんだよ」のような親の育て方が重要/子どもは自信がないから状況を分析しながら、思いやっている/子育てに問題のある親の親がどうだったかが問題/自信と同様に大切な素直やはだかは絶望や挫折から生まれるのでは?/子どもに自信をもたせる実践的体験が必要では/動物園のライオンは人間同様に育児放棄する/何万年前に人間は一人で出産・育児していたはず/団地内で始めた高齢者による子どもの面倒見で「昔はこうだった」を伝えたい/

オランダのように試験をして落第が恥でない国にしたい/育児放棄を責める前に状況を知る必要がある/自信と過信、ユーモアと悪ふざけは違う/やはり心を育むことが一番大切か/チャレンジできないのは、日本の社会が成熟しすぎているからか/千里のコミュニティの持続のために、中高生のたまり場が作れないか/生き物の生命の根源である緑を通じたまちづくりをしたい/大量生産の時代でなくなった今、子どもたちに知識でなく知恵を伝えたい/いろいろなことを見て自分なりに行動している子どもはある意味大人

次回の予定は、次のとおりです。※5月は第2土曜日!
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

 ●と き:5月12日(土)10時〜12時
 ●ところ:集会場(2階事務所の横)
 ●テーマ:「生きることをどう考える?」(熊谷邦夫さん)
人生に目標を持つことは、いきいきと生きる糧になり、励みにもなる。しかし、これから生きる若い人には、なんだかよく分からないし、そんなに先は分からない。
長年生きたお年寄りには、分かったことはあるが人に伝える機会と勇気がない。
他人なら気楽にしゃべれることもある。長年生きた人の話を聞けば参考になるかも。
目標のあるなしで、生きがいも人生の楽しさも変わってくるような気がします。
(添付のPDFをご覧下さい)

※参加費無料(飲物代は各自負担)、予約不要

(やまもと)