11月のコラボ談話室を開催しました!

11月10日、「コラボ談話室」を開催しました。参加者は初参加7人を含む20人。話題提供は、千里ニュータウンまちびらき50年を記念して「50歳の千里ニュータウン」(山本茂さん)。山本さんは、千里ニュータウン(千里NT)の魅力は、恵まれた環境(みどり、公共空間、交通利便性)と活発な市民活動(多様な人々、フラット&オープン)ではないか。理想都市をめざして計画的に作られたために、“総領の甚六”のようにやや固さや頼りなさを感じるが、再生事業や市民活動によって、多様性を備えた大人の街へと成熟しつつある千里NTをこれからも側面から見守っていきたいと話しました。

フリートークでは、次のような話がされました。
つくられた町では、人の営みや交流が少なかった。「人はどうするか」が今後の課題では?/“総領の甚六”は、長男が期待し・甘やかして育てられるからおっとりしていることを言うが、確かに千里NTは甘やかして育てられたかも/みどりが成長して防犯上の問題が出てきたなど、自分の町の問題を各人がどう解決するかが重要/転勤にあたり大阪で住みやすいところは千里と言われたように、千里は「大阪らしさ」が薄い/H県の戸建住宅中心の団地では近隣がバラバラだったが、千里では人のつながりが多い/

千里NTは、近隣はバラバラでも、離れた人と仲がよいのが特徴/千里NTではトンボが見られなくなり、カラスが増えたなど、自然の生態系が変わったように思う/都会に出た人々が盆・正月に故郷に帰るように、50年たった千里NTも出ていった人々が帰ってくるまちづくりが必要/災害時に備えて近隣が助け合う町になる必要がある/千里NTのシンボルだった竹藪が少なくなったのは淋しい/既成の市街地と違う特性を持った千里NTをいっそ千里市にしては?/下水やゴミの処理を下流の他市に依存している状況では自立は困難では?

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

■と き:12月1日(土)10時〜12時
■ところ:多目的スペース(2階)
■テーマ:「断捨離のすすめ」(濱崎定也さん)

戦後の日本の社会は、「何でも持ちたい」から「多消費、ドンドン使おう」、「節約、再利用しよう」、「余計なものは持たない」へと、徐々に変わってきています。余計なものがなくなると、気持ちに余裕ができるようです。2012年の年の瀬、「断捨離(だんしゃり)」をテーマに、これからの生き方や価値観について語りましょう。そして断捨離を始めてみませんか。

(やまもと)