先日、徳島に行きましたので、以前より、一度伺ってみたかった「天石門別八倉比賣神社(あめのいわとわけやくらひめじんじゃ)」に行きました。
この神社の周辺は「阿波史跡公園」として綺麗に整備されており、徳島市立考古資料館(http://www.tokushima-kouko.jp/)もあります。
この神社の名前は非常に珍しく、唯一無二。長すぎて、なかなか覚えられません(笑)。
数名のYouTuberさんが「もしや、卑弥呼のお墓がある神社!?」とおっしゃっていた、五角形の不思議な小さな場所(磐座)が、拝殿本殿の上部(奥の院)にあり、摩訶不思議でめちゃめちゃ惹かれます。。。☆
この神社の御祭神は「大日孁女命(オオヒルメノミコト)」、天照大神と同神なんだそうです。
標高120mの杉尾山に鎮座しており、「お山自体が御神体」という、奈良・大神神社などと同じ、比較的古い時代のスタイルです。
さらにこの界隈にはたくさんの古墳があり、一番大きな前方後円墳の上にこの神社があるそうです。
この磐座がある場所は、心地よい日差しと風が通り・・・蚊やハエとなどの虫もおらず、とっても清らかで心地いい場所でした。
ここからは私の妄想(!?)なのですが、私たち現代人がかろうじて、薄っすらと観える歴史・・・私たち大和民族の草創期(神武天皇が登場する前後)にこの阿波(現在の徳島)に、ヒトが住み始めたのが、この天石門別八倉比賣神社界隈なんかな?と観じました。
この近くには、四国八十八ヶ所霊場でもある、阿波・国分寺があり、今でもこの神社のある場所の名称は「国府町」となっています。
実際にここが卑弥呼の墓かどうかは「?」ですが、神/宇宙との交信の場として、この摩訶不思議な五角形の磐座が作られたのかも知れませんし(自分たちが移動する「UFO」の発着の場だった!?)、その下にある前方後円墳に眠る方は、この神社・地域にとって、かつての最重要人物【モト】だったののかも知れませんね。
「神社」と言っても、古代から続く神社には、ヒトの数程、非常に多様性があり、この阿波の地に、今でも古代スタイルの神社が遺っていることに、深い衝撃と感銘を受けました。
徳島も他の地方同様、人口減少が著しく、危機的な状況のようですが、阿波独自の素晴らしい文化歴史を大切にされながら、より魅力的な地方都市を目指して、がんばって欲しいなぁ~って、いちお遍路さんとして、願っております(=人=)☆



