今日はアミーゴの練習日だったのですが、まだ治らない靴擦れもあったけど今日は加美中学校にて、『さんだCAP』という団体の近藤さんと山田さんという2人の方が来られて『CAP』という事についての話を聞きに行きました。前からこういう事には興味もあったのでせっかくの機会だったから参加をしました(%笑う男%) この企画は中学2年生を対象にも行われていて、今回はその保護者の方々を対象にされたものでした。加美中の2年生は明日に2日間の日程のもう一日をするそうで、同じような内容の話を聞く事になるかと思います。自分はもちろん親でもないのだけど、大事な子供を預かっているという意味では親のような気持ちで関わっていくべき所も多いので、しっかりと勉強したいと思いました(%笑う男%)
まずはCAPの意味なのですが、英語の頭文字でC(Child:子供) A(Assault:暴力) P(Prevention:防止)という言葉の略で、子供の暴力を防止しよう!という簡単な言葉に直すとそうなります。ただ、今日は『暴力』って言葉も相当幅広い事から始まり、深くその意味を理解する事となりました・・・

暴力にもあらゆるものがあって、大きく分けて心を傷つける暴力と、体を傷つける暴力がある事が話の始まりでした。これは多くの人も分かると思いますが、言葉の暴力などの精神的な苦痛を与えるものと、殴る、蹴るなどの身体的な苦痛を与えるものの事です。この『暴力』をするという事は人権を侵害し、人の本来持っている生きる権利を奪う事にもなると教えられました(%痛い男%) 言葉がずっと並べられても難しい事を、分かりやすく劇にしてくださったり工夫もあって、理解のしやすい内容でした(%笑う男%)
暴力の怖さを教わってから、次に人が生きていく為の大切な3つの権利の話でした(%笑う男%) それは『安心』・『自信』・『自由』でした。生きる為に必要な権利は???と唐突に質問されると難しく考えてしまい、すぐには出てきませんでした(%痛い男%) が、『食べる事』『寝る事』『息を吸う事』など、それは聞けば単純で当たり前と思ってしまうのですが、その当たり前に持っている事が人の『権利』であると教えられました(%笑う男%)
ん〜〜納得ですね(%笑う男%)

今日は自分以外は皆さん『親』だったので、そういう親子の話がもちろん中心だったのですが、自分は自分の立場に置き換えて、考えるようにしました。
この権利の話でとても自分が印象的だったのは、最近ブログで、アミーゴでもファルコでも『自分はこうしたい!』って意志を持っていないという事を書いてきたけど、今日の話ではそういう個々の意見を尊重しましょう!ってあって、分かっているけど本人が何をしたいのか聞いても言わない事で悩んでいる自分にいいきっかけというかヒントがありました(%笑う男%) 自分は今も、今までも、育ってきた環境のせいにしようとしている事もあった。自分一人の力でどうしようもないと感じた時にそうやって環境を否定して、自分を肯定させようとしている自分がいた。これは自分の弱さでもあると思う。でも、育った環境にもやはり関係がある事もおっしゃられていた。ただ、肝心なのは一人の人間が目の前にいるのだから環境のせいや過去を否定しても仕方がないという事だと思った。変えられるチャンスが自分にあるとするなら、そのチャンスを生かしていきたいと思う(%笑う男%)

大人でも、子供でも、平等にあるのが『人権』で、それは誰もが尊重されないといけないという事を改めて気付かせてもらった(%笑う男%) だけど、自分一人では多分ほとんどの人が、その自分の大切さ、なんてものを理解出来ないと思う・・・人と比較したりされたりするとしんどくなるのは分かっているけど、個性を気付くには誰かがいて、比べてこそ分かるという事もある。誰かが自分の良さを気付かせてくれる事もある。人がいて人は生きているし、一人では悩みもふさぎ込んだままになってしまう事が多い(%ショボ男%) 助けて!と素直に言える人はいいけど、言えない人もいる。そういうサインを我々大人が子供から感じないといけないとも思う。難しいものだけど、今回の参加によって『人を大切にするには自分をまずは大切にしないといけない』という事を学んだ(%笑う男%)(%音符1%)
そうですよね(%笑う男%) 自分を嫌ってる人間が人を好きになったりするのも難しい事だと思います。

2時間半ぐらいの時間の話でしたがとても有意義に思えました(%笑う男%)
だけど、子供にも言ってるけど話を聞いたからって何かが変わる訳ではない。今回のこの話だって僕達へのメッセージではなくみんなで変えていきましょう!!って事だと思うから(%笑う男%) 大切な言葉がたくさんありました。それを行動にして実行していこうと思っています。サッカーをしている人間ではあるけど、それは自分が選んだ権利であって、サッカーは強制でやっているわけではない。自分で選んだ事への責任をしっかりと持ちたいという事と、サッカーをしようが、辞めようが、人間である事に変わりはない事!!一人の人間である以上は人権があります。生きる権利があり、生きる為に『安心・自信・自由』の権利があります。全員にあります!!
最後に教えられた『エンパワメント』という人の生まれながらにして持っている個性、力を呼び起こさせる働きを自分はこれからもやっていきたいと思っています。全ての人間に出来る力はないけれど、コツコツ自分に関わる人間には自分の持っている力を注いでいきたいです!!そして、そういう子供に関われている事、関わらせてくれている保護者の方々にも感謝しながらこれからも自分の目一杯の力で生きていきたいと思います(%笑う男%)(%星%)
