指導者としての考え方!! 11月18日

昨日も、子供のゲームレポートに目を通しながら一枚一枚、丁寧に返事をしていきました。子供との会話ではいろんな事を学びます。子供はコーチに何が足りなくて、何が出来ないかを教えてくれます。子供は本当に真面目で一生懸命しようとしてくれます。コーチが言う事は正しいんだ!!そういう気持ちで聞いてくれるからこそ、出来ない事はコーチの責任でもあると思う。それだけに自分は絶対に子供の見本になるべき存在でないといけない。何においても責任を持ってしていかないといけない。注意も、指導も、叱るのも、誉めるのも・・・子供との『心のつながり』がないとこれって子供には通じないと思う。信頼もしていない人から怒られるばっかりでは大人でもうんざりなるだろうし、ただ、口先だけで誉める大人を子供は見抜きます。誉めて伸ばせ!とは昔からよく言うものですが、誉める事だけでは子供には気持ちは届かないと思っています。それは自分が3年以上中学生と本気で関わってきて見えたもので、誉める原点の要素はいるけど、それだけでは、心の変化が激しいこの年代には対応出来ないと思います。

先日、アミーゴでコーチは練習を一緒にしました。このアミーゴも地域では本気でがんばる大人が揃っているチームです!ここでやっていると自分がサッカーを好きな気持ちに出会えます。それと同時に大切なものが見えます・・・

それは、実際にプレーをしないと分からない気持ちです(%痛い男%)

これはやはり指導には必要なもので、子供に言うのは簡単。だけど、どこまで責任を持って言えるか?どこまでリアリティがあるかは経験がいると思う。そこで自分は子供一人一人の特徴を生かすにはどうしたらいいか?なんてよく考えます。そして、あの子にはこうしてほしい!!この子にはこうしてほしい!!と願う気持ちで自分が実際に出来るかどうかもプレーしてみます。つまり、自分は子供の良さを全て凝縮したプレーヤーになろうと練習しているのです(無茶な話ですが(%ニヤ男%)) 

でも、こうして見ると、『あ!こんなん簡単に子供に言ってるけどやってみると難しいもんだなぁ』とか見えるのです。逆に、『これならやっぱり意識さえすれば出来る!』と思う発見もあります。だから、コーチはこの年齢になって、選手としての目でもサッカーと純粋に向き合っているので、楽しくて仕方がない。今、サッカーを追求しもっともっと教える為に知りたい事がたくさんある。その為にも体が動くうちは選手をしたいし、子供にも、より細かい部分のアドバイスが出来ると思う(%笑う男%) その選手もコーチも本気でやっている姿は子供にどこかで伝わるし、子供がずっと毎日成長していけるだけの環境を作る為にも、自分も毎日成長していく気持ちで関わりたい。子供は自分を信じています!!だからこそ、嘘は教えない。コーチでも分からない事は分からない。そこをごまかすのではなく、自分で調べてでも子供に教えるように『見せかけでない指導』をしていきたいと思う(%笑う男%) 自分のやろうとしている事が大変な事かもしれないけど、一生懸命がんばる子供に対してはそこまでの気持ちがいると思うし、指導者としての自分なりの自覚です。目線を合わす。言葉を噛み砕く。指導者としての大切な要素はいくつかあるけれど、最も大切なのは経験から得る『リアリティのある言葉』ではないかと思う。だから、しんどい事も大人になってからしないといけない。逃げてはいけない!コーチも妥協しないでコーチとしてやっていく。ファルコに対する決意は誰よりもある。そう思ってこれからもがんばりたい!!

いつも大事な事は子供が教えてくれる。

でも、自分から学ぶ気持ちがないとそれは見えない。

教える気持ちと教わる気持ち・・・この両方があってこそ、本物の指導者になれると思う。

やるからには、いい指導者としてがんばりたい。誰と比べるでもなく、子供にとって心から必要とされる指導者になれるようにこれからもがんばりたいです!!(%笑う男%)