今日の練習!10月31日!!『協力と考える事の徹底』

今日の中学生の練習は火曜日でミーティングからスタートでした。スクールを指導者としていい形で終えた事でこの中学生もゆとりのある気持ちで指導に臨めました(%笑う男%) グランドに着くと4人の生徒が来ていました。その子達が挨拶を済ませると、早速当たり前のようにアップの道具を運んでくれて準備を進めてくれました(%笑う男%) 身長が高いとは言えない1年生がバーを地面にハンマーで打ち込むのは以外と重労働なのですが、今日は肩車までして協力しながらやってくれました(%笑う男%) もちろんこれはコーチが助かるだけの話ですが、自分達で考えてやってくれるのはありがたいものです。

ミーティングは予定や反省などをいつものように確認して今週のテーマなどを言いました。今チームは向かうべき形がしっかりとあって、それが形になってきているのでこれを続けていき、子供の自信になればいいなと思います(%笑う男%)

ミーティングからアップに移ります。寒さが増してきた上に火曜日は月曜日の練習休みから明けた日なので体にはきつい曜日なので全身を使ってしっかりと動作を意識してやるように言いました。でも、これもずっと言ってきた事なのでだいぶ個々の意識は変わってきています。自分で、『これはここに注意してやるんだ』と考えてやっているのが伝わってくる子が増えたし、声も『お腹から出す』事を少しずつでも理解してきていると思います。そうした少しのきっかけでやろうとした事が大きな成果になったりするものです。子供はきっかけをいかに与えるか?が指導の大切な部分であると思う。強引に押し付けるのではなく、子供なりに気付くのを待つようにしていきたいと思います(%笑う男%)

基礎は試合を経験していく中で意識も変わってきています。簡単に出来るような事が試合では出来ない事が多い。相手のプレッシャーがあるのも原因だけど、やはり実際には個々の技術がまだまだ足りないのです。それを口で言ってもなかなか分からないもので、試合などでミスをする中で気付いていく子もいます。試合の終わった次の今日みたいな練習ではどれだけ『試合で反省したか』がよく分かります。それを注目しているのですが、やはり変わった子はいます!!目が本当に基礎を大事に思う目になってきた。これが大事なのです。みんないつかは分かります。でも、そのいつかを、なるべく早くに持っていけるようにしたいし、自分は気付かせてやる環境を作りたいですね(%笑う男%)

基礎の終わった後には、ずっとやっている『協力して奪う』事の確認として1対2をしました。非常に考えてやれるようになってきたのと、声がうまく使えるようになってきた。前の守備をする子にどうしてほしいのか?どっちを切ってほしいのか?がしっかりと言えるようになってきた。後は、うまくいかなかった時の『終わってからの確認』を出来るようにすればもっともっとミスが減り、内容の濃い練習になっていくと思います。今日はこの形をしていて、前の試合から少し気になっていた『前の守備をする子の軽さ』が目に付いたので途中で言いました。確かに連携で奪えるのはすばらしい守備なのだけど、何でもかんでも後ろに任せてしまう気持ちになると個人のがんばりではなく、後ろの守備の子のがんばりでしかないので、前の子がまずはしっかりと奪う気持ちで守備をしてほしいと思います(%怒る男%)

最後は横に長く、縦に狭いコートでの5対5をしました。これの狙いはいろいろあるのですが、まずは子供が気付いてほしい事が狙いでした。もちろん見たまんまの『コートの形がおかしい』事。それによって何が起こるのか?どういう利点、難点があるのか?そういった事を考えてほしいと思いました。ところが何も言わずにやってもらうと、やはり『その場で与えられた条件の中でやっているだけ』なのです(%痛い男%) 考えてやっているには見えない状態だったので少し説明をしました。でも、あくまで1対2をしている延長なので理解をしようとしてくれるだけに少しずつ攻めも守りもいい形になってきました。今日が初めての練習だったのでうまく狙った通りに出来るとは少しも思っていません。それでも、『何か』を考えてやる事はどの練習でも必要です。そうした事が出来る選手を作りたいし、そうなってほしい。コーチが与える練習にはどんなテーマがあるのか?そういう答えを自分なりに考えてやるようになっていく事をイメージしながらこれからもメニューを与えていきたいと思います(%笑う男%)