今日の練習!8月10日!!『考える・声の質』

今日は、暑い午後に練習でした。北アリーナをお借りしたのですが、やはりサウナのように暑さが充満した状態で汗がしたたるような厳しい環境でした(%痛い男%) それでも、各学年大会や試合を控えているし、昼間の暑さに慣れないといけないのでこうした厳しい暑さでもがんばるしかないと考えていました。

北アリーナに着くと、1,2年生が自主的に草引きをしていました。前回、合宿で決めた3原則を破ったそうで、その連帯責任制としてやってくれていたようです。この考えはすばらしいけど、こういうのが罰としてしないようにまずはしてもらいたいですね(笑)

前の多可高との試合でも、3年生は技術的なミスはもちろんの事、頭が休む時間が多かったり、苦しんでいる味方を見殺しにしている事が多かったので、遠征までの短い時間に出来る事を、と考えて技術どうこうよりも、頭を働かせてみんなで助け合うような雰囲気、状態を作ろうと考えました。だから今日の練習も、体的にはそんなにハードなものではなく、しっかりと頭を使うようにテーマを絞ってやりました(%笑う男%)

まずは、コーンをタッチされないようにみんなで守る練習です。ここでも、やはり試合を意識出来ていないと言うか、しゃべれていないし、個々が勝手に動いたりしてしまう。。。それではうまくいかない事!しゃべらないといけない事をまずはここで気付かせるようにしました。こちらの狙い通り、と言うか以上にみんなの声は少なく、意識も低かったので最初に『声の質』として、いつ掛けるのか?どこで欲しいのか?そんな意思表示をする事をさせるようにしました。協力するには声は絶対不可欠なもので、それが出来ないのは、味方を助けられないと言う事を認識してほしかった。

その後に、2色から3色に分けてのパス交換をしました。ここで見えたのが、
『いつものメニューか‥』
と言う意識。だから、試合で失敗した修正をする意識もなく、いつもと同じようにボールを触れずに、トラップをミスし、パスをミスする。。。練習一回の成果なんておそらくみんな意識していないのだろう。。。いつかうまくなるだろう‥そんな意識に見えます。途中で何度も話をしました!!

『今やっていることはこのチームに足りない部分だぞ!声、動き、要求、全部足りない部分だ』(%怒る男%)(%雷%)

そう言いました。何度も話す事で意識に変化が出てきた。妥協しないとはコーチも同じで、このぐらいでいいか‥と言う気持ちを捨てないと成果が出ないと思ったので、今日はしっかりとみんなに言いました。

最初は、プレッシャーのない状態できちんと回す。それだけだったのですが、やはり3年生はプレッシャーがないと気持ちまで緩んでしまい、一個言うと、一個忘れるような状態で、意識が切れると同時に頭も休んでいる状態がありました。それでも、いろんな状況を作って説明して、時間を掛けるとかなり動きやフォローが良くなってきた。これは、個々が意識したからに違いない!たったの一つのパスでも、『どの部分に』出すか?までこだわったりする事で、頭は使える。何も考えないで、パスさえ出せば後は知らないみたいな無責任な動きが多かったのが、少しずつ変わってきた。3年生の動きは、早く、正確になってきた!!

間に、基礎を入れてからまた、最初と同じようにゼッケンを分けての練習をした。同じメニューをしても、最初と全く違う意識で望んでくれたので、当然質に関しては雲泥の差だった(%笑う男%)(%王冠%) まず『目』が違っていた。最初は、明らかに暑さにも負け、しんどそうな表情だったけど、練習の意味などを説明して、理解してくれてからは、意味を考えてやってくれる子がかなり増えた。出ない声が出るようになってきた!!これが成果だし、一日の練習をやった意味があるんだと思う。

1,2年生も、合宿からの引き続きでいい声は出ていた。でも、肝心な精度はかなり低かった。明日の試合は本当に甘くないと思うし、個々に出来る事をきちんとやるようにしてほしいと思う。まずは、自分の所に来たボールに責任を持ってもらいたい!!

最後に最初のコーンタッチされないように守る練習ですが、最初は声も出ていなくて、すぐにタッチされていたけど見違えるように良くなった(%星%) そして、合間には必ず自分達でしゃべるようになった。改善しようと考えだした!そしてその成果、30秒間防ぐ事を達成し、最後は3年生全員で喜びを出せた(%笑う男%) 協力による達成感は、個人の成果よりもはるかに大きい。それがチームスポーツの良さでもある。この喜びが遠征の最後に日に、また味わえるようにがんばってもらいたいと思います(%ニコ男%)