皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

度重なる大雪となっている冬ですが、ときおり訪れる春めいた日には、庭のスズメやヒヨドリのにぎやかな歌声が聞こえてくるようになりました。

うららかな春の日の夢がぼんやり近づいてくるような気がしてきました。

さて、このようなコロナ禍において、どうしても強い「不安」に駆られることが多いかと思いますが、その不安の中でも、「予期不安」というものは多いかと思います。
ムニュ自身も、昔からよく先のことが怖くなり、認知行動療法でも「先読みの不安」というものが多いという結果がよく見られました。

調子が悪く寝込んでいるときには、究極には自分の死後にとどまらず、世界が終わった後のことまで想像して怖くなるほどでした。

治療に際しては、やはりよく言われていることかもですが、「今」に焦点を戻すということになるかと思います。
調子が悪いとき、メンタルだけではなく、体のほうもかなり具合が悪くなっているかと思います。
体を休めることで、動きそのものは止まっている分、頭が働いて「先」のことが不安になっている、ある程度体が休まったその「3分後」、「今」の人生をスタートさせる。

それが小さなことでもいい、トイレに行こうとか、お茶を飲もうとか、少し体から動きを回復させる。その「3分後」の生き方にうまく切り替えてゆけるよう、普段から少しずつ心身を柔らかく保ちたいと思います。
 ムニュ