今日のナイター練習!!

勝つとか負けるとか、点が決まるとか外すとか、良いとか悪いとか、みんなちょっとした差なんです。

でも、言葉ではちょっとの差もそれらを正しい努力の数で埋めるならばかなりの大変さなのです。そういう大変さを本人の気付きによって気付かせたいのはあるけれど、伝え方が難しいし体験させる部分と伝える部分のバランスがさらに難しい。。。

今日は練習前に1,2,3年生のそれぞれの学年に気掛かりな部分や気付いた部分の話をしました。

それぞれの学年、それぞれの選手がやるべき事は常にある訳で、それをどうやって伝えていくか?!は常に課題になります。伝えるべきタイミングや言葉、言い方があるだろうし、その事は常に神経を使う所です!

週末のリーグ戦での敗戦を受け、みんなは心から悔しいと感じているし、こういう気持ちが育った事すら成長の大きな部分なんです。北播磨という地域は感情を封印するような子が多く、感情をさらけ出すと問題児のようなレッテルを貼られがちです・・・。

それだけに【何も言わない優等生】が好かれる傾向にある。当然スポーツの現場でもそうなりがちで指導者側、大人の言いなりになっている子が【良い子】となる。

そんなバックボーンがある選手達に【心を動かす経験】をさせるのは本当に一苦労だし、それをしないと【うまくなる!】を実現出来ない事が分かってきたのです。

足先、小手先の技術は繰り返しの練習でそこそこ身には付くけど、試合で活かす、試合で使える【生きた技術】は心も伴ったものでないと通用しないのです。だからこそ、今ゆっくりでも心を動かせるように成長しているみんなの通過点を応援したいのです。

練習では全員が頭と身体、心を使いながらがんばってくれたし、参加してくれている小学生達も前向きな成果を見せてくれています。

練習後には恒例のように残っている2年生達の様子もいつもとは違い、各自なりに何かを抱えている様子でした。その中の数名とはゆっくり話をして内面を聞いたり出来ましたが、人が、少年が、男が、成長していく為の確実な一歩を踏み出そうとしています。

このがんばりをずっと応援、サポートしながらチームとして良くなっていくようにがんばりたいと思います!