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くらしかる 老前整理(R) MyBlog
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2018/08/25のBlog
[ 11:37 ] [ 行動経済学と老前整理 ]
行動経済学と老前整理 ⑦

大阪は相変わらず30度超え、夜も熱帯夜ですがスーパーに行くと「新生サンマ」が並んでいました。もう少しの辛抱でしょうか。

昨日は老前整理をいかに伝えるか、だれに伝えるか、どのように伝えるか、くらしかるの足跡を紹介しましたが、ここで行動経済学と老前整理に話を戻します。

5回6回と、2回にわたり、錯視と色彩対比で、見ているものが必ずしも正しいものではないという話をしました。それによって経済学と行動経済学の「人間は合理的」と「人間は不合理な部分がある」という前提の違いをご理解いただけたでしょうか。

つまり、私が書いていることが伝わっているかどうかですね。そこで今日は改めて「伝えること」について考えてみたいと思います。

錯視と色彩対比の現象を言葉だけで伝えるとどうなるでしょう。一度考えてみてください。このような場合は、百聞は一見にしかずで、見ればわかることを言葉のみで伝えることはすごく難しい。

私は30年あまり講師、つまり伝えることを仕事にしてきました。講演では、パワーポイントで写真や図を使える場合は,できるだけ「見てわかる」ことを考えて作ります。(基本姿勢として、オリジナルの写真、図を使います。下手な絵を描いたり写真を撮ってアップしているのもそのためです)

講演と違い、2018年4月から3か月担当したNHKラジオ第2「こころをよむ」講座「老前整理の極意」(放送終了)では、ことばでいかに伝えるかを考えます。パワーポイントを使えばカラー写真をバンバン使えますが、本の場合は予算の関係もあり写真を使えても次のようにほとんど白黒です。これはこの講座のテキストに掲載した明度対比の例です。(第4回 不合理な行動の理由をさぐる)
ラジオを聞いてくださる方の多くはテキストなしですから、自分で体験できるように折り紙を使った作り方の話も加えておきました。

他に、本で活字にする場合は、「読んでわかる」が基本です。また写真以外にイラストも使えます。本の場合は、前回の「考えてきたこと」に書いたように、読んでくださる対象やどこで売るか、単行本と新書、文庫などの違いも考えます。

そしていつも「伝える」ことが難しいと感じています。

私が「伝えるスペシャリスト」だと思っているのは、第2回で紹介した『ヘンテコノミクス』をつくられた佐藤雅彦氏です。

NHK教育テレビの「ピタゴラスイッチ」をつくられた方、NECの「バザールでござーる」のCMをつくられた方といえば、ああ!とわかるでしょうか。

スペシャリストのようにはなれませんが、私なりに「いかに伝えるか」を考えています。

またまた余談ですが、錯視図形や色彩対比については幸いなことに、カラーコーディネートを教えていましたので、知識がありました。

6回のカラーカードを使った対比の図はその頃に作ったものです。

インテリアやカラー、バリアフリー、老前整理と伝えることは変化しましたが、試行錯誤は続いています。

今日はこれまで。

(「行動経済学と老前整理」をまとめて読みたい場合は 画面左の ジャンルで「行動経済学と老前整理」をクリックするとすべてご覧いただけます) 

2018/08/24のBlog
[ 16:24 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
2016年12月
『転ばぬ先の老前整理』東京新聞・中日新聞に連載のコラム「坂岡洋子の1,2の老前整理」をまとめたものです。
「老前整理あるある」と具体的なものの片づけ方などの実例集です。表紙の絵はコラムのイラストを描いてくださった、なかだりえ氏にお願いしました。
2018年4月~6月 
NHKラジオ第2 ラジオ講座こころをよむ『老前整理の極意』(テキスト)
この講座の担当は2回目です。そのまま同じ話をするわけにはいきませんので悩みました。また初めて聞いてくださる方もあります。
そこで老前整理の基本的なことは残し、「行動経済学」や「老前整理の裏メニュー」など新しい項目を入れました。
テキストを書いたり、この講座の準備におよそ1年半かかり、もう辞めたいと思った事が何度もあり、私にとっては大きなチャレンジでしたが、このような機会でもないと、できないことばかりでした。
2009年から迷走しながら、老前整理をいかに伝えるか、だれに伝えるか、どのように伝えるかを考え歩んできました。

こうして振り返ってみると、計画的に見えるかもしれませんが、はじめからこうなるとは思っていませんでした。漠然と、こうなればいいなという思いだけです。

また自分がやりたいと思っても、仕事が来なければできませんし、そういう意味でたくさんの方にご縁をいただき、お世話になってきたのだと思います。

もちろん本やコラム、ラジオだけでなく、全国で講演もさせていただきました。これからも、いろいろな「伝え方」を模索したいと思っています。

くらしかるの考えてきたこと 終了
[ 15:06 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
2014年2月
『定年男のための老前整理』タイトル通り、定年を意識した男性向けに書きました。表紙のデザインも当然、男性向けの黄緑色です。イラストも男性のイラストレーターが描いてくださいました。
2014年4月~6月 
NHKラジオ第2 ラジオ講座こころをよむ『心を暮らしを軽くする「老前整理」入門』(テキスト)ラジオでの講座はこの時がはじめてで、老前整理について13回お話ししました。本や新聞の読者とは違うラジオを通して、リスナーに老前整理を知っていただきたいと思いました。この時、テキストを書き、毎回40分(CMなしですから)話をすることの大変さを痛感しました。
2014年10月
『老いた親とは離れなさい』唯一、老前整理と違い、介護をする家族のための本です。たまたま編集者からこの企画をいただきました。当時は介護される人についての本が多かったので、介護をする側に立って書きたいと思いました。
なぜなら周囲で働きながら家族の介護をして、倒れる寸前の人がたくさんいたので、共倒れにならないように読んでもらいたいと思いました。表紙はやさしいデザインになりました。
2015年2月
『老前整理のセオリー』初めての新書です。『定年男の老前整理』の単行本よりも、男性には手に取りやすいと思いました。
この本では実家の片づけや空き家問題など、老前整理以前で、働いている男性にとって興味のある問題から取り上げました。
2016年5月 
『老前整理』新潮文庫。2011年の『老前整理』の文庫版です。
ピンクの単行本では楽しいイラストをたくさん入れていただきましたが、対象読者が変わるので、文庫ではイラストなしの文章のみで表紙のデザインも、目につく黄色です。

考えてきたこと 行動経済学以前の話(4)に続きます。
[ 14:53 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
2012年10月10日~2015年9月23日 
東京新聞・中日新聞に「坂岡洋子の1,2の老前整理」コラム掲載。(イラストなかだえり氏)

月2回担当させていただきました。連載で少しずつ老前整理について知っていただくのと、身近な具体例を紹介し、ご自分の身に置き換えていただけるとやりがいがあると思い、書いていました。
2012年12月
『日本一親切な老前整理』老前整理を始めたきっかけは介護の現場でものが多すぎると思った事です。ですから介護を受けるようになる前にという警鐘を伝えたい。しかし重く、深刻にならないように一部4コマ漫画を入れてクスッと笑える「高齢者あるある」の実例で訴えたいと思った本です。(サザエさんを目指したのですが…)
このように右の写真のマンガを描いてくださったのは、よしだみぼ氏です。
2013年2月~2016年4月 
NHK学園通信講座「やってみよう!老前整理」講座担当。受講者1183人。

通信講座なので、2回のレポートを提出していただき、私が添削する形ですが、実際は問題やお悩みなどについての相談をお受けするような形が多い講座でした。
(テキストは『老前整理』と『老前整理実践ノート」を使用)
2013年4月27日~2016年3月21日 
毎日新聞に「坂岡洋子の暮らしかる」コラム掲載。月1回担当させていただきました。老前整理という限定ではなく、暮らしを軽くするというテーマでした。この「くらしかる」をひらがなにするか(弊社の社名になる)「暮らし」と漢字にするか検討され、漢字になりました。

写真が…一番太っていた時。

考えてきたこと 行動経済学以前の話(3)に続きます。
[ 13:29 ] [ くらしかるの考えてきたこと ]
行動経済学と老前整理が結びついたサイドストーリー? をこの数日書いてますが、ここで気分転換というか、中休みとして、行動経済学に至るまでのことを、まとめてみようかと思いました。

老前整理を伝えるについて、私が考えてきたことです。これは、くらしかるの歴史でもあります。

老前整理は中高年が対象です。しかし男性と女性では「もの」や片付けに対して考え方がまったく違います。ですから分けて考えないと説得力はないと思いました。そこで段階的に対象にいろいろな形でアプローチしてきましたので時系列で振り返ってみます。

2009年9月 
介護の現場でものが多すぎる問題の解決策としてコンセプトを考え,「老前整理」の商標登録申請をする。商標登録はいろいろな意味でのトラブル防止のため。

2009年12月 大阪市CBビジネスプランコンペでグランプリ受賞。授賞式のあいさつで喜びのあまり「老前整理を全国に広めたい」と口走り、引くに引けなくなりました。

2010年1月 老前整理のセミナー開始

2010年11月 
落語 老前整理「片付かないから離婚」DVD制作。出演は落語 桂 雀喜、坂岡も10分ほど老前整理について話をしています。

背広を処分できない男性に向けて、洋服を捨てられない女性を通し、自分自身のことを顧みてほしいと思い制作しました。(創作落語) 今考えると、一番初めに落語とは!? 無謀でした。

2011年1月 
本の出版『老前整理』は老前整理について書いた初めての本です。表紙のデザインは女性向けでピンク。「老前整理」という言葉にインパクトがあるということで、このようなデザインになりました。この本は朝日新聞に記事が掲載されたことがきっかけで実現しました。ラッキーだったと思います。
2011年5月~7月 
時事通信社から「やってみよう老前整理」コラム全12回配信。新聞にコラムを書くという思いがけない仕事をいただき、おっかなびっくりで書き始めました。京都新聞をはじめ、全国の新聞社に配信いただき掲載されました。親しみやすいイラストは、むらかみちおり氏が担当してくださいました。
この仕事がのちの東京新聞などのコラム連載につながったと思っています。本を読むには「買う」か、「図書館で借りる」という行動が必要ですが、新聞に載ればそのようなハードルがなく、読んでいただけるので老前整理を知っていただくチャンスだと思いました。
2011年9月
『老前整理実践ノート』老前整理は自分で頭の整理と心の整理をしてものの整理を奨めていますから、読者の要望もあり頭の整理のために自分で書き込めるノートを作りました。1冊目とイメージを共有したデザインで、中の活字は大きくなりました。
2012年4月
『老前整理をはじめてみれば』販売は全国の生活協同組合のみです。生協のカタログに本が掲載され、申し込めば家まで届けてもらえます。

この本はネットで本を買えない、近くに書店がない、もしくは書店に行けない、つまりある意味、本の『買い物難民』向けに書きました。だから書店には並んでませんし、アマゾンにも新本は挙がっていません。この本の編集者とは、多くを売るベストセラーよりロングセラーを目指そうという話をしました。おかげさまで今年も増刷になり、販売していただいています。

考えてきたこと 行動経済学以前の話(2)に続きます。