2012年5月14日 苫小牧・植苗病院にて第2回自然療育プログラムを実施しました。

2012年5月14日、NPO法人ねおすの高木をはじめ5名で、苫小牧・植苗病院にて自然療育プログラムを実施しました。同病院でのプログラムは3回目となります。参加者は、統合失調症やうつ病などの患者約14名と病院スタッフ3名でした。
 今回は、希望者については、若葉をラミネートしたカード作りのプログラムを加えました。前回同様に、病院裏の林を、簡単なインタープリテーションや軽い運動を交えながら40分ほど散策した後、病院裏に設置した野外休憩所で、お茶やいちごをふるまいました。そして散策中に、参加者それぞれが採ってきた若葉や花をラミネートし、ハサミで形を整えてカード作りを行い、約1時間20分ほどの活動となりました。
 今回は天候にも恵まれ、花が咲いていたり、若葉が芽吹いていたりして、気持ちのよい散策となりました。前回と連続での参加者は少なく、久しぶりに外を歩いたという方もいました。疲れたという感想もありましたが、太陽や山、飛行機雲などを見たり、土の感触を楽しんだようでした。また、葉っぱのカードのおみやげは全員が作り、とても好評でした。
 来月も、同病院にてプログラムを実施する予定です。次回は散策後、希望する患者について、木を使った物作りのプログラムも行いたいと考えています。