午前中には、先月の忘年会の時にあるお父さんから紹介された
北新地のお店で、お寿司をほおばりながらの女子会が行われた。

参加は5人のお母さん。日頃のストレスを発散させられたようだ。
会費は、1,000円(交通費は除く)。

 午後からはいつもの例会がパレットかわにしで行われた。
参加は、2組のご夫婦と2人のお父さん、1人のお母さんの計7人
であった。

 この中に、この夏に50歳になる息子を持つご夫婦がおられる。「考えて
見るとこの二十数年間、機嫌を損ねないよう子供の言いなりになって来た。

子供はゆったりとエネルギーを貯める十分な時間を持てたはずなのに、
動き出さなかった。何故?」と言われる。

 子供を社会に出すためには、親は何をなすべきか。いつものテーマである。
子供が自ら考えて決め、行動する習慣をつけさせることではないか。 

 子供が何をしてよいかわからなければ、出来そうな事をこんなんもあるよ、
あんなんもあるよとそっと提案する。しかしあくまでも選ぶのは子供自身である。

 したいことが無ければ、何もしなくて良い。彼にはそれが、今必要なのだから
と理解してやる。

 「親の助けがほしい時は言って来なさい。助けてあげるから。」と言って待つ。
しかし、親が長く子供のめんどうを見、世話をやいていると、その内すべてを

親任せにしてしまって、自分で考えて動くということをしなくなるので、気を付け
なければならない。

 早期に親の価値観の改革が必要であるが、これが簡単でない。 (石塚 記)