避難所の継続訪問 第3週までの報告 [6月11日掲載]

つなプロ第2フェーズ5月20日以降は、
宮城県内10か所程度(おもに北部地域)の
避難所などを拠点として、その運営をお手伝いしながら、
ニーズの把握と、地域の方々との接点づくりを進めています。

その第3週まで(5/20〜6/9)の概要をまとめた分析を、下記に添付いたします。
前回に引き続き、定性的な内容が中心となっていますが、ぜひじっくりご覧いただき、
みなさんの支援活動の基礎資料としてご活用ください。

また、再三のお願いではございますが、以下の点について、
ご留意いただけるよう、重ねてお願いいたします。

つなプロの避難所のアセスメントは、あくまで、少数ながら
特別なニーズを持つ方の状況悪化を防ぐために、その発見や、
適切な支援とのつなぎのために開始し、これまで継続しています。

しかし、被災者の方々が置かれた基礎的な状況を把握することが、
特別なニーズの有無にかかわらず、重要であるため、
避難所の環境や物資などの状況についても、お話を伺っています。

このように、私どものアセスメントも、この添付ファイルの分析も、
特定の避難所や自治体の状況や対応について指摘するのでは
ありません。

あくまで、少数者のニーズを把握し、それに対応する「つなぎ」と、
全体的な傾向の理解の促進のために行っているもので
あることを、十分にご理解ください。

そのうえで、避難所や被災者の方々の状況が、より速く
効果的に改善されるために、ご活用いただけることを
お約束いただいたうえで、お読みいただくよう、お願いいたします。

文責 星野(つなプロ事務局)