NO.741「川柳ささやま」10月号

NO.741「川柳ささやま」10月号

◎今月の秀句◎ 「秋風が洗ってくれる夏疲れ」 藤井 美智子

【雑詠 丹波柳壇 北澤 稠民 選】

「手拭いがハンカチ「よりも似合う父」 哲男

「嫌われた今なら判る遠い恋」 さゆ子

「ハプニング増えて老脳マヒする」 (太)みゆき

(軸)「あの頃に出逢いたかった人と逢う」

【席題 栗 稗島 照代 選】

(人)「亡母の味ふっと恋しい栗ご飯」 (太)みゆき

(地)「一欠片の栗のスイーツ高級品」 みき子

(天)「塩加減香りふんわり栗ご飯」 (二)幸子

(軸)「新米で栗御飯炊き家族待つ」 照代

【兼題 ショック 前中 勝 選】

佳 

(人)「聞耳を立てたが聞こえぬ耳となり」 格男

(地)「爺さんと呼ばれて席をゆずられる」 哲男

(天)「二日前メール交わした友が逝く」 稠民

(軸)「福山が結婚したと言う知らせ」 勝

【兼題 すきま 藤井 美智子 選】

(人)「寄り添うてすきま風など通さない」 勝

(地)「遺産分け以来時々すきま風」 哲男

(天)「聞き上手の心のすきま埋めてあげ」 美智子

【兼題 洗濯 神崎みき子 選】

(人)「家中が元気せわしい洗濯機」 哲男

(地)「洗濯物干せば安堵の我が暮らし」 すみえ

(天)「秋風が洗ってくれる夏疲れ」 美智子

(軸)「露天風呂命の洗濯月笑う」 みき子

■11月の句会

○と き:11月2日(水)13時〜

○ところ:篠山市民センター 1階研修室

○席題(宿題) 「田舎」 選評 (1句

○宿題「ためいき」 几代選、「調節」善輔選、「つまづき」敬子選(各題2句)

○丹波柳壇 雑詠 薫選 「脇取」 薫・幸子・美智子

当日会費 500円
欠席投句の方は82円切手5枚
〒669-2323 篠山市立町74 稗島照代宛

○12月句会予定 12月7日(水) 

【川柳ささやま】
発 行:平成28年10月5日
発行人:北澤 稠民
〒669−2342 篠山市風深204
電話番号:079-552−1878 携帯番号:090−8125−4506
編集:遠山 可住