淡水性カメ類(在来種)の保護事業:5〜7月の活動

和亀保護の会では外来種の駆除を中心に「淡水性カメ類(在来種)の保護事業」を地域の人々と共に行っています。豊かな自然は地域愛につながり、共に取り組むことで地域の活性化に有効であると考えています。

和亀保護の会の2011年度5〜7月の活動(寺田池でのイベント以外のルーティンワーク)をご紹介しましょう。

実施日:5月7日、21日、6月24日、26日、7月3日、29日
活動内容:播磨地域の水辺(ため池・水路・河川)におけるカメ類の観察・調査・外来種の駆除、駆除ステーションの運営、外来種に関する知識・環境問題に対する意識向上のための啓発活動

映像その1:ため池でのカメ類の捕獲調査(カメ罠を使っての捕獲)。罠を設置して数時間後に引き上げます。

映像その2:水路での手探り捕獲による調査。罠を引き上げるまでの時間を利用して、水路で調査を行ないます。

映像その3:捕獲したカメ類の測定と記録。捕獲し測定・記録したカメ類は、在来種についてはマーキングした後放流、外来種は駆除します。

映像その4:地元の子供たちとお父さんに加古川のカメ類の棲息状況について説明。活動の際に出会う方々には、できる限り活動の趣旨を説明し、地元の方の見学や参加も呼びかけています。

映像その5:駆除ステーションの冷凍庫に外来種を運んで安楽死させ、美化センターに運搬します。外来種とはいえ同じ命あるものなので心が痛みます。