子供たちにあぜ道や水辺に咲く草花を楽しんでほしい

あぜ道に咲くタンポポ、ヨモギ、おおばこ、あざみ、やまぶき、小さな子供連れのお母さんたちが子供に名前を教えていました。

緑の中のどれが、花が咲いていなくてもわかるように、葉っぱやどこにあるのかを、楽しそうに、子供は腹這いになってみていました。

田植えを控えて水が張られています。水の中にもいろいろな生物

手には何と「わらび」。

いいな〜〜〜。

山菜は特別にあるのではなく、身近な「ただの草」が効用とか味とかを知ることによって「山菜」になります。

スズナ、スズシロも大根、カブです。

子供たちに安全なあぜ道や水辺を残しておいてほしい。
腹這いになって草花を楽しんでほしい。
畑や田んぼの作物の育つさまを見てほしい。

ただ食べる食材ではなく、そこにある緑であり、植物であり、薬草であり、虫たちの住処であったりもすることを、知る機会を与えてほしい。

川西氏は「銀寄せ」という栗が栽培されています。

そして、その木の下草を刈り、風と光をいれます。木々の下に生える草を刈らないと下草に栄養を取られ、身がどんどん小さくなっていきます。

下草を刈られ、光が当たるところに「わらび」や「ゼンマイ」などは生えます。

ハイカーなど多くの方が「わらび狩り」を目的に山に入られます。
私も大好きです。

しかし、山を管理するのは大変。
栗が売れ、山を管理する必然性が出てきたら、副産物である「きれいな山」と「美しい環境」と、「山菜」がふえます。

一つのことが多くのこととつながっています。