ホタル勉強会を開催しました。

こんにちは。

3月2日(土曜日)。
押部谷町の今後を“農”と環境から考える会 自然分科会が
「ホタルの勉強会」を開催しました。

本来ならば、ホタル幼虫の放流会。。。のはずだったのですが、
飼育に失敗してしまいましたので、勉強会を開催しました。

JA押部支店のふれあい会館から西盛川と明石川の合流地へ。

歩いて向かう途中、西盛集落の水路にてみんなでカワニナを見
つけながら歩きました。

完成した階段護岸をお披露目した後、クリーン作戦を行いました。
ゴミはナイロン袋がほとんど。ペットボトルや缶はありませんでした。

ふれあい会館に戻り、ホタルに関する意見交換を行いました。

株式会社一成の山本さまにお越しいただき、今回、なぜ、ホタルの
人工飼育に失敗したのかについてなど、助言をいただきました。

人工飼育させようとホタルを捕獲し、産卵・孵化させ、幼虫になる
まで飼育するというホタル里親をスタートさせましたが、やはり、
最初のホタルを捕獲する時期が遅かったようです。

ホタルの里親の方からは、捕獲した次の日にはホタルは死んで
しまった、卵を産むことはなかったという声がありました。

また、卵を産んだとしても、孵化させ、その小さな幼虫を飼育する
ことも大変だということを教わりました。

今年は、人工飼育したホタルの幼虫を明石川に放流していません。
6月、もし明石川にホタルが飛んでいたら、ホタルが自生しているということが証明されます。
では、ホタルが一匹も飛ばなかったら・・・・・考えただけでゾッとします。

今回、ホタル里親にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
引き続き、勉強を重ねながら、今後のホタル里親のやり方などについて検討していきます。

天気はよかったのですが、まだまだ寒い・・・勉強会には30名近くの参加がありました。
皆さまお疲れさまでした。