<ボランティアをしたい事と、してもらいたい事……ボランティアをマッチングさせること>

先日当会の活動をお手伝いしたいという
元中学校教師の男性が会に見学を兼ねて参加されました。
ボランティア活動センターからの紹介でした。

当会はセルフヘルプグループのため、一般の方に
広く門戸をあけてお手伝いを募っているわけではありません。
不登校支援のサポーター講座を受講してもらい
会の主旨に賛同していただいた方だけにお手伝いをして頂いています。

ただし今回は、参加者の承諾があったので
見学と自己紹介を兼ねて参加してもらいました。
支援者としての立場を話され、当事者の立場でないと
見方や考え方も違うことがよくわかりました。
この方は当会より引きこもりの支援もされている
フレミラ宝塚の思春期ひろばの担当者につなげました。

この例からも、『やりたいと思う思いと
やってほしいという思いをつなぐ』ことが大事です。

これまで宝塚市社協ボランティア活動センターが
そのマッチングをうまくしておられることに感心いたしました。

他市の社協さんに、「ある老人福祉施設でおしゃべりや傾聴などの
ボランティアを募るのにはどうすればよいですか?」と相談したところ

「それはそちらのお仕事をお手伝いすることになり、
そんなボランティア募集はできません」と言われました。

宝塚では、いろんなボランティア募集もチラシを掲示したり
地域とつながる工夫をされていること——あたりまえだと思っていました。
しかし市によってかなり、ボランティアの意識が違うことを実感しました。