皆さんGWは楽しく過ごされましたか?
さて、4月の多文化カフェは、JICAのシニアボランティアとしてパキスタンで1年半生活をされた濱崎さんから、「私のパキスタンみたまま」と題して、日本人から見たパキスタンについてお話いただきました。

私達にあまりなじみのないパキスタンですが、1947年に生まれた新しい国です。インドがイギリスから独立した際に、ヒンズー教徒とイスラム教徒の対立から分離独立し、さらに1973年にはそこからバングラデシュが分離独立しました。国土は日本の2倍あり、北部のフンザ地方は「桃源郷」と呼ばれ、8000メートル級の山が連なるカラコルム山脈があります(%星%)

濱崎さんは車の部品工場の指導でパキスタンに行かれ、離れた地域にある工場を行き来しいていたそうです。そこで感じたのは、同じイスラム教と言っても地方によって厳しさや衛生観念が違うなど、歴史的・地理的な理由のためか、日本以上に地域による差が大きいということ。また、文化や生活習慣があまりにも違うため、夫婦でパキスタンに来ていても奥さんは帰ってしまうケースが多かったとのこと(%ショボ女%)

仕事ではもちろん目標の数値をほぼ達成したそうですが、農家の方の真面目さを知り、パキスタンは、水資源を確保して農業立国を目指した方が、輸出だけでなく自国の貧困解消にもつながり、良いのでは?と考えていると締めくくられました。

5月は22日にバリで楽団を結成して音楽活動をしている加藤さんとインドネシア人のご主人から、バリの生活や文化のお話と、簡単な音楽ワークショップをしていただきます。ぜひおいでくさい!