やっと春らしくなってきたと思ったら、また冬に逆戻りの寒さ。
「三寒四温」とはよく言ったものですね。

さて、2月23日に多文化カフェを開催しました。
今回は、ベトナムのハノイ大学で日本語を教えておられた
有田さんをお招きし、ベトナムのことや日本語教育についてお話を伺いました。
また現在大阪大学に交換留学中のハノイ大学の学生2名をつれてきてくださり、お二人からも簡単にお話しいただきました。

南北に細長いベトナムは、カンボジア・ラオス・中国と国境を接しています。
そして「日本語とは全然違う」と思っていたベトナム語は、実は漢字の影響をとても受けているそうで、大体の言葉は漢字で表せるそう。
また経済成長著しい反面、10年前に比べて物価も約4倍と驚きくほど上昇していて、貧富の格差やインフレが問題となっているそうです。

日本語教育については、現在ベトナムからの留学生は世界第4位で、ベトナム国内にも、大学や民間の学校など、さまざまなところで日本語を学べるそうです。

日本語を学ぶ目的は、「日本の文化が好きだから」「就職に役立てたい」という理由が多いとか。
今回来てくれた2人は、「日本のアニメが好きで」「語学に興味があって」ということで日本語を学んでいるそうです。日本のアニメ、恐るべしですね(%ショック男%)
かわいいアオザイも着て見せてくれました。

このアオザイ、最近は彼女が着ているようなシースルーなど色々なタイプがあるそうで、フルオーダーで3000円くらいからつくれるというから、驚き(%ショック女%)ぜひ1枚欲しい!

今年の8月にはまたベトナムに戻ることになりそうという有田さん。
「色々ご案内するのでぜひハノイに来てください」と、うれしいお誘いをいただきました。

3月の多文化カフェは、29日に開催します。
15才でペルーから日本に来て12年というディスネルさんから、ペルーの生活や文化、そして日本で行っている母語保持活動についてお話していただきます。