7月多文化カフェを開催しました

7月の多文化カフェは、久しぶり、2回目のお料理&お話でした。
講師は、韓国・済州島の出身の宋さん。
日本人のご主人と2人のお子さんと、豊中にお住まいです。

まず、チェジュ島の郷土料理「ピングトック」と、ニラの浅漬け(キムチ)を作りました。
「ピングトック」はそば粉のクレープでゆでた大根とニンジンを巻き、ネギたっぷりのタレでいただく料理で、済州島では親戚や友達が来る時などに、いっぱい作っておく定番メニューとのこと。
ちなみに、「ピング」とは「巻く」という意味だそうです。

参加者は、男性2人を含む12人。
宋さんのお手本を見た後、3,4人に分かれて、みんなでピングトックづくりにチャレンジしました。

ニラの浅漬けづくりでは、宋さんが大きな袋からびっくりするほど唐辛子粉を入れるのにびっくり!
また、タイのナンプラーのような魚エキスを使うのも意外でした。

なんとか料理ができあがり、みんなでいただきながら、宋さんから「日本の生活で驚いたこと」といったお話をお聞きしました。
ピングトックはもっちもちで、タレとの相性も抜群!
ニラの浅漬けも、「ニラを食べたのははじめてだけど、おいしい!」と好評でした(%ニコ女%)

宋さんが日本に来て一番驚いたのは、銭湯の番台に男性がいることだったそうです。
また、子どもの友達のお母さんから「あの子のお母さんは韓国人だから遊んだらダメ」と言われたという話には、同じ日本人として恥ずかしくなりました。
けれど、今はとても仲の良い日本人の友達もでき、逆に韓国に帰った時に友達に勝手にトランクを開けられた時など(韓国では親しい間柄なら普通のことだそうです(%ショック女%))イラっとするようになったとか。
かなり身近になった韓国ですが、やはり色々な違いがあるようです。
さまざまな文化や慣習を、互いに認め合える社会にしていきたいですね。

思ったより料理に時間がかかり、あまり詳しくお話が聞けませんでしたが、お料理もおいしく、宋さんのおかげで楽しい時間が過ごせました。

8月はテーマ型カフェはお休みです。
9月は、8日にブラジルからの留学生を迎えて、ブラジルについて色々と話していただきます。
ぜひご参加くださいね!