第1回ラウンドテーブル@千里中央レポート

第1回ラウンドテーブル@千里中央
 ー語り合いましょう、地域の課題ー
日 時:5月22日(土)午後2時から4時30分
場 所:千里文化センター2階「多目的スペース」
進行役:近畿大学 教授 久 隆浩 さん

 コミュニティの再生も地域の活性化も地域の情報共有が大前提です。
 「ラウンドテーブル」は、地域で活動している市民、諸団体、組織、事業者、NPOなどが
一堂に会し、特にテーマは定めず、夫々が抱えている課題やPRしたいことを語り合い
情報を共有することを目指す場です。

最初に久先生からラウンドテーブルについて講義を受けました。
・ラウンドテーブルは、組織ではなく「場」
・従来から地域にはさまざまな「組織」があるので、さらに新しい「組織」をつくるのではない
・今までとは違う「場」を+αでつくる
・うまく機能すればモウケモノという軽い気持ちで 
・特効薬ではなく「漢方薬」: じわじわと効いてくる
・世話役に頼るのではなく、みんなで盛り上げていく 
・人集めもみんなで分担する 
・指名をせずに自由に発言してもらう(指名をすると指名を待つようになる)
・ 話題がなければ無理に話を続ける必要はない
・参加者の数ではなく、自らの意思で集まる人に期待する

今回は18名が参加、久先生のご説明のように話題が無くなれば
散会するつもりで始めたが自己紹介を含め話題が途切れることなく
2時間が過ぎました。
(哲学カフェとは異なりラウンドテーブルは自己紹介を重視、
 毎回自己紹介を行います。新しい参加者に従来からの参加者を
 知って貰うためです。)

アンケートを見ると地域活動、市民活動を行っている人・組織で、
地域の自治会などの会合に接点が乏しい人・組織はRTに
期待して頂いているようだ。
継続こそが力であるということを肝に銘じ粘り強く続けて行きたいと
思います。
(加福)