連帯保証人は恐ろしいよ!

(%ハート%)(%ハート%)★よく世間で「連帯保証人には誰に頼まれても絶対になるもんじゃない」と言われていますが、
頼む方、頼まれる方も含め多くの人は漠然と認識しているだけなのではないでしょうか?

本当の恐ろしさを知らないのではないかと思います。

(%ハート%)(%ハート%)★連帯保証人=債務者なんです。100%同列なんです。
債務者が債権者に「支払い出来ない!」と言えば即、連帯保証人のところに行きます。
「催告の抗弁権がない」ので文句が言えません。

もっとわかりやすく言うと債権者はいつでもどの連帯保証人のところにもいけるんです。
社会通念上?便宜上?とりあえず今は債務者のところにいってるにすぎないのです。

(%ハート%)(%ハート%)★「忘れたころにやって来る」

起業に際して債務者の連帯保証人になります→債務者も初めは必死です。頑張って返済するでしょう。
→年数経過して事業が行き詰まります(返済状況の把握なんて出来ないしね)
→連帯保証人がすっかり忘れたころ突然「金返せ」とやってくる訳です。
しかも大概は期限の利益を失っており、借金残高を一括請求。

(%ハート%)(%ハート%)★「身に覚えがない」

連帯保証人に相続が発生すれば、基本的に相続人全員が連帯保証人も相続することになります
相続人には全く身に覚えのないことですね。
でもある日突然「金返せ」と言われるんです。

★連帯保証人になったとたん「気の休まる日々」はなくなるはずなんです。
印鑑証明、公正証書,委任状の3点セットを取られおまけに根保証つき。
本当の恐ろしさを知らないってことはある意味強い。

(%ハート%)(%ハート%)★私の立ち位置から一番言いたいことなんですが

誰に頼まれても心を鬼にして断って下さい!
配偶者、義理の両親、勤めている会社の上役、経営陣、親兄弟、親戚、親友、・・
ましてや多大なる恩義を感じている方に頼まれたら断りにくいですよね!
でも駄目ですよ!

債務者はそれこそ必死でカモを探します。
先ず、恩を売ったり、親しくしているかつ甘そうな他人さんを狙ってきます。
「絶対、迷惑はかけない」「あの時の恩を忘れたのか?」「以前、お前の連帯保証人になったよね?」
「10万円だけだから(根保証付きなのに?)」あー怖いですね。

直球、曲球、飴と鞭、追い詰められたら人は何するか解りませんから。
「君1人だけに頼むのじゃないから」なんて言われても駄目ですよ。もっと争いのもとになります。

あ、それと最後に

(%ハート%)(%ハート%)★お家購入を考えている若いお二人に一言

「給料合算して共有名義のお家を買う」のは止めた方がいいですよ。
舞い上がってるアタマを冷やしてね!
長い年月の間にどうなるかわからないからね。
離婚時も大変だし、売り急いだら足元見られるし、ローン事故なんかすると共倒れになるし・・
夫だけの自己完結で買える身の丈に合ったものでいいと思いますよ

大前提で35年フルローンはとってもハイリスクですけどね。

(%ハート%)(%ハート%)★士業でもないのに何でこんなことを書こうと思ったのはね。

もうかなり前なんですが
“この人凄い”と思ってた方が「手形の裏書き」で一瞬にして持ちビル、店舗全てを失ったのを思い出してね。

(%ハート%)(%ハート%)★「根抵当権」についても思い出したけど又の機会に・・

(%ハート%)(%ハート%)★しまった!連帯保証人になってしまった!あと即やっておくべきことも又の機会に