とうもろこしひげ茶の効能

とうもろこしひげ茶の効能

とうもろこしの皮をむくときに剥いでしまう「ひげ」の部分には、実は健康にいい効能があるんです。

とうもろこしのひげは植物の要素で言うと「柱頭」にあたるところです。つまり雄しべの先っちょの部分で、受粉して植物の子孫をのこすために使う大事な所です。

とうもろこしのひげには利尿作用や抗炎症作用があると言われています。このため、とうもろこしのひげはお茶だけでなく、タブレットなどにされることもあるそうです。

とうもろこしひげ茶の淹れ方

とうもろこしひげ茶の淹れ方はとても簡単で、ひげ茶をそのまま熱湯に入れて作ることができます。入れるひげの量の目安としては小さじ1−2杯くらいです。

あとは10−15分くらい待つだけで飲むことができます。ハーブとして飲む場合は一日3杯が目安とされています。

とうもろこしひげ茶の効能

とうもろこしひげ茶には健康に対する効能がいくつかあります。

利尿作用・泌尿器への効能

ひげ茶は利尿作用がある他に、泌尿器の病気や結石にも効果があるとされています。膀胱炎、前立腺炎、尿道炎などによいとも言われます。

月経前症候群(PMS・PMT)への効能

月経前にイライラしたり、調子が悪くなってしまう月経前症候群に対してもよいとされています。ただし、妊婦や母乳を赤ちゃんにあげているお母さんはとうもろこし茶を飲まない方がいいそうです。

血糖値を安定させる効能

とうもろこしひげ茶を飲むことで血糖値を安定させる効果もあると言われています。ある研究によると、高血糖症のマウスにとうもろこしのひげを摂取させたところ、血糖値が大幅に下がったそうです。

その他の効能

利尿作用、PMSへの効能、血糖値を安定させる効能の他に、とうもろこしのひげ茶は前立腺症状の緩和や手根管症候群、肥満などにもよいとされています。また、豊富なビタミンKは出産時の出血などの抑制に効果的だともされています。

このように様々な効能のあるとうもろこしひげ茶ですから、おいしく楽しみながら健康的になりましょう! 

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