医師が教える。肌あれしてる時は何を食べればいいの?

医師が教える。肌あれしてる時は何を食べればいいの?

「タンパク質」「ビタミンA、B群」「亜鉛」 3ページ目

■亜鉛もかかせない

さらに正木医師は、亜鉛の重要性を説明します。

「細胞分裂に欠かせない『亜鉛』が不足すると、乾燥肌や皮ふ炎、湿疹などを引き起こしやすくなります。

お酒をよく飲む、加工食品をよく食べる、ダイエットをしている人は亜鉛不足に陥りやすくなります。

亜鉛はカキやレバー、牛肉、卵、チーズなどに多く含まれています。

偏った食生活を送っていると、体にとって必要な栄養素が不足します。その一つの症状が肌あれとなって現れます。

バランスのよい食事やサプリメントを適切に用いて、必要な栄養をとるようにしましょう」

美肌は健康な内臓から作られるということを意識し、これらのことを実践したいものです。

(海野愛子/ユンブル)

取材協力・監修 正木初美氏。日本臨床内科医会専門医、大阪府内科医会理事、大阪府女医会理事、日本内科学会認定医、日本医師会認定スポーツ医、日本医師会認定産業医、正木クリニック院長。

正木クリニック:大阪府大阪市生野区桃谷2-18-9
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