第6次産業の可能性

都会からここ丹波は篠山に移住してきて、気が張っているときはさほどに感じませんが、
やはり寒さが違うように思います。

特に大阪在住の時は家族がおりました。意識はしていなかった家族のぬくもりがあったのでしょうね。

さて、今年もいよいよくれようとしています。地域活性化、6次産業化事業を兵庫県は丹波に定め、微々たる歩みながらも活動初めてもう数年がたとうとしています。

地域こそ日本の宝、都市住民と地域住民は一緒に交流を図り、互いの連携で厳しくなるであろう時代を乗り越えていかねばとの思いでつっぱして来ました。

特に団塊の世代のお仲間たちに呼びかけます。国と一緒になって自分たちの力と連携でこれからのまだまだある人生を切り開いていこうではありませんか!

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写真の料理は私のブランチメニュで、大根とヤーコンです。
すべての料理にわさびを使っています。炒めごはんにはわさびのり、大根の煮付けにはわさび味噌、大根のステーキはわさびドレッシングです。左上はヤーコンを炒め少し甘酢味にわさびでしめました。おいしくいただきました。

第6次産業の可能性

第6次産業という新しい産業に政府は期待を持ち、今後も優遇措置や特別融資、助成金など転業支援策も出る可能性があります。

農業・漁業従事者はもとより、流通、小売、食品加工など関連産業のほか、建設、土木、不動産業、量販店など異業種の転業も見込めます。

また個人では定年退職者や自営業を廃業した方、団塊の世代などなど可能性があります。

転業に挑戦し生き残りをかけることも考えなければならない時代です。

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TPP加盟国参加がきまれば急激に生産量を減少せざるを得ない農漁業において、今後の地域経済の発展、活性化を図るために第6次産業は重要な産業になることは間違いありません。

リーマンショックを引きづり企業は雇用を手控え、失業率は5.0%。平成22年の大卒の就職率は極めて悪い状況で、文部科学省の「学校基本調査」によれば就職率は60.8%%で約8万7,000人が就職も進学もしていない状況です。

第6次産業が株式会社として農産物に付加価値をつけ、起業のきっかけとなって新ジャスダックに上場するようになれば産業として成立し、新たな雇用を生み出し新しい日本の発展に貢献することが期待されます。

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農林水産省は、加工や流通業への進出を目指す農業法人などを資金面で支援するための1000億円規模の官民ファンドを創設する方針を固めました。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110906-OYT1T01219.htm

この官民ファンドは、生産者が加工から流通までを手がける6次産業化を進めるため、事業の多角化を目指す生産者を支援するためのものです。

財政投融資資金を活用するほか、民間金融機関からの出資も募る方向で検討されています。官民ファンドは、政府の「食と農林漁業の再生実現会議」でも、農林漁業の活性化につながると提言されています。

6次産業化のために事業を多角化するには先立つものがいりますので、このような目的をもったファンドは活性化につながりそうですね。

ついでに、経営体のほうも規制を緩和して縛りを解き、より活発に動けるようにしていただきたいと思います。