クレソン栽培を楽しんでみませんか & アスピリンより強いワサビの血栓を防ぐ力

写真は、
先日訪問させていただきました、独自施設と方法( ワサビの人工栽培を可能にするプラスチックボックスを開発)、その施設と栽培方法で特許で特許を取っておられます。

資源の再生とわさび栽培を通じて過疎化地域の活性化を行政と共に目指します。

株式会社フォス
山県ファーム

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クレソン栽培を楽しんでみませんか。

クレソンはミズガラシ(水芥子)とも呼ばれるように水を好む植物なので、常に畑を湿潤の状態にして栽培します。

プランターや鉢でも、毎日水やりをすれば栽培できます。水やりが大変なら、栽培容器をそのまま大きな水槽に入れて栽培することもできます。

家庭では、水を吸わせたスポンジなどにタネまきして、簡単な水耕栽培も楽しめます。
水を入れたコップに茎を挿しておくだけでも、根が出て育ちます。

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オランダカラシ ミズガラシ (アブラナ科)
誰でもプランターを利用して簡単に育てることが出来ます。

クレソン栽培を楽しんでみませんか。

水耕栽培や腰水栽培をしなくても、湿った畑で簡単に良く育ちます。
・一年中収穫することが出来ます。
・成長が早いので摘み取り収穫すると新芽が良く出てきます。
・日当たりが多少良くなくても育てられます。
・ベランダなどでプランターを利用できます。
・病害虫に強いので無農薬で育てられます。

ヨーロッパの中部から南部一円に野生化している多年生植物
葉は互生し、卵形または楕円形の小さな葉が3-9枚羽状に集まって1枚になる。

小川や沼の浅瀬、湿原の清流などの水辺を好んで自生し、水底に根を張り、流水に浮いて生育する。

茎は低くはい、草丈は50cmほどに伸び、柔らかい。
繁殖力は旺盛は5月ごろ、茎の先に白い小花をたくさん咲かせ、その後細いさや状の種子をつける。

日本には明治3−4年ころ輸入移植し野性化した帰化植物

・外国人宣教師が日本各地に伝導の際に各地にもって歩いた
・雪国では冬場に野菜が不足するので、清水の湧いているところなら冬でも育つから野菜として利用したのが繁殖し、野性化した。

多くの人が、クレソンはきれいな水流がないと栽培できないと思っていますが、そんなことはありません。

水生植物だと思われていますが、キャベツやダイコンと同じアブラナ科植物です。根は水中にあっても大丈夫ですが、葉が水没すると腐って障害を受けます。

湿った庭で水やりを頻繁にすれば成長が早くなりきれいなクレソンが食べれます。高温に弱いので暑い時期には遮光するとよく育ちます。

26日に福島で雨が90mmくらい降ったのですが、ポリトロの水抜き栓を取らなかったのでクレソンが1日水没したので障害を受けました。 

 生育期には1日2.5cmほど成長し、定植後4〜5週間もすれば食べられるくらいに育ちます。

辛みと香気がよい
ピリッとした後味のいい辛みと香気が食欲をそそる、肉によく合う理想的なサラダ素材
そのさわやかな口当たりが肉や魚のアブらっぽさをすっきりさせるので、ステーキのつま飾りに欠かせない。

体にいいのはもちろん、口臭を消す働きがあり、ヨーロッパでは「健康草」とも言われ、薬効も知られている。

ゆでても辛みは失われず、あえものにするとこくがあり別の味が楽しめる。

サラダ、汁の実、天ぷら、おひたし
肉料理、なべ料理、漬物

βカロチン、カルシウム、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるヘルシー・ハーブ
セリに似た苦み混じりの風味の中に、カルシュウム、リボフラビン、アスコルビン酸やビタミンAの結源がある。

ビタミンC、ミネラルの他に鉄分を多く含んでいます。
サラダにすれば必要な鉄分を補給できてしまうほど、貧血気味の方にお勧めのハーブです。

栄養価
クレソンの葉や茎にちょっぴり辛みがありますが、ワサビやダイコンなどと同じカラシ油配糖体のシニグリンという物質。酵素の働きで抗菌性の強い成分となります。

 肉食が多い場合の血液酸化防止に効果があります。また、抗菌作用もあります。
クレソンは栄養価も高く、カルシウム、リン、鉄分などの無機質やビタミンC、カロチンが豊富に含まれています。

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さて本題のわさびの効用です。

少量でも効果の高い日本産の生ワサビ

写真はワサビの栽培です。

名古屋大学での研究は、日本産の生ワサビが用いられました。

したがって、ワサビが血小板の凝集を抑えて血栓を防ぐという効果は、 日本産の生ワサビに限った実験で、西洋ワサビ(ワサビダイコン)については、まだくわしい研究がなされていません。

 市販の粉ワサビや練りわさび製品の薬効は、難しい問題です。 というのも、現在つくられている粉ワサビや練りワサビのほとんどは、 西洋ワサビと粉ガラシを主成分にして、わずかに生ワサビが使われているからです。

生ワサビの量が少なくては、薬効もあまり期待できません。 練りワサビが多く使ってあるものほど薬効も大きいといえます。

 ワサビは、生でも煮てもほとんど薬効は変わりません。

ですから、いったん細かく切ったりすりおろしたものであれば、 さしみ、お茶漬け、漬物のどれでもある程度の薬効が期待できるでしょう。一週間に二〜三回、さしみに少量添える程度の量で確実に薬効を発揮します。

 ワサビの刺激を楽しみながら、その薬効を利用するようにしてください

わかさ医学研究班