ビオへのおもい

ジャンル 思い出のページ 読きます。

さて今回はもう8年ぐらい前になりますでしょうか、あるパリのカフェを訪ねた時の
お話です。

「ビオへのおもい」

今からもう8年前になります。

起業への熱い思いを胸にフランスはパリに飛んでおりました。

カフェを営んでおられるオーナーにぜひお会いしたいと。

〔そのカフェは、フランス政府AB(AGRICULTURE BIOLOGIQUE)の認証を取得〕

空港につくやいなや、そのカフェを目指して走りました。

本当に見過ごしてしまいそうな小さなカフェでしたが、ちょうどランチタイムにお伺いした

ので、パリジェンヌがお店の前で並んでいる光景ですぐにわかりました。

周りにはもっと大きくて洒落たカフェがいっぱいあるのに、どうして列を作って並んでいる

のか、通訳の人に聞いてもらいました。

そうすると、パリジェンヌが口々に

「ビオだから!」 
「ビオだから!」

と微笑みながら答えてくれました。

オーナーのご厚意でどれがどれかわからない位、たくさん、たくさん、とても美味しくい

ただきました。

そして、心の中で「これだ!これからはビオ!」と叫んでおりました。

日本に帰り、ビオの活動を始めました。

ビオのコンセプトは、「bio」なのです。

bioとは「体に良い物、無添加、命」を意味します。

それから月日が流れ、風光明媚な丹波ささやまに去年越してまいりました。

このご縁を大切にして、是非とも丹波ささやまの皆様方のお力添えを「農・食を核にした

健康・環境・美の情報発信及び農業主導型の6次産業化」に邁進していく覚悟でおりま

す。

地元の団体や地元住民の方との連携でもっと大きなうねりとなって地域活性化になる

よう呼びかけさせていただきたく願っております。