だから、「むらのいいとこ、わるいとこ」なんです(香美町丸味)

9月28日(水)、香美町丸味集落で元気作戦の第2回全体懇談会がありました。
この日集まっていただいた皆さんに集落の「よいところ」や「わるいところ」を挙げていただきました。

皆さんに付箋をお渡しし、思いつくまま書いて模造紙に貼っていただいたのですが、ご覧のように紙いっぱいになりました。

で、いつもならば「こんな内容が出ましたよ」というレポートになるのですが…

今回はちょっと別のお話。
「なんでこんなことをするの?」ということについてアドバイザーさんからご説明がありました。
元気作戦の原点を改めて思い出させていただいたような気がしましたので、今日はその内容をかいつまんでご紹介したいと思います。

(%エンピツ%)地域にもともと存在しないものを外から持ってきて地域活性化の材料にしようとしても、同じものが従来から存在し根付いていた地域とは勝負にならない。だからこそ、地元に元々存在している資源や魅力を探すことが大切。
(%エンピツ%)ある人が「いい」と感じることを別の人が「悪い」と思っていることもしばしば。皆で思いを出しあい、お互いの違いを改めて認識しあうのも大切なこと。
(%エンピツ%)「いいところはもっと良く」「悪いところはちょっとでも改善」していけば、良い結果が生まれる。
(%エンピツ%)全員で考えて取り組んでいくことで「納得」が行く。「仕方ないけど、納得はした」というプロセスが地域づくりには必要。
(%エンピツ%)コミットメント(commitment)という言葉があるが、地域の問題を「自分の問題として考えること」、つまり「人ごとと捉えないこと」。そういう人を増やしていこう。

どの言葉も心に染みるとともに、参加された皆さんがうなずきながら聞いておられる様子がとても印象的でした。

ありがとうございました。

 え〜やん