わら縄 なう【馬瀬田植え〜後編】(養父市馬瀬)

金曜日に前編をお伝えした養父市馬瀬の田植えイベント。
今日は後編としてお送りします。

田んぼから公民館に戻ってきた皆さんを待っていたのは、馬瀬のおかあさん方心づくしのお昼ご飯。
(%黄点%)馬瀬のごはんでつくったおにぎり
(%黄点%)たけのこのたいたん
(%黄点%)ふきのたいたん
(%黄点%)おつけもの
(%黄点%)柏餅
このほかにも、正月のかがみもちを使った「かきもち」の揚げおかきなど、盛りだくさんにご用意いただいていました。

雨中の作業後、みんなでワイワイ食べるお昼はサイコー!

こちらが「たけのこのたいたん」「ふきのたいたん」と「おつけもの」です。
山菜には目がないブログ子、これはもう箸が止まりません。
たけのこも、ふきも、辛すぎず胃にじゅわじゅわ〜んと染み入る味。
まさに馬瀬のおかあさんたちの優しさが調味料といったところでしょうか。
特に「ふきのたいたん」は「夜なべして筋を全部とったのよ(%笑う女%)」という力作!
きっと「おさごはんの会」(「ひょうご“ワイワイ”」でも取り上げられましたね)でもこのようなおいしいものが日々おかあさんたちによって試作されているのでしょう(実は馬瀬集落、小佐地区の一部なんです)。

ごちそうさまでした。

さぁ、午後のお楽しみ企画です!
まずはみんなで歌を歌いましょう。
馬瀬のハーモニカ名人が愛器を持って登場。
「ふるさと」「夕焼け小焼け」の2曲を披露してくださいました。
馬瀬の皆さんも、東灘の皆さんも、声を一つに熱唱。
会場の一体感がいやが上にも高まるナイスパフォーマンスでした!

そして、お楽しみ企画第2弾、非常に好評だったのが「わら縄ない教室」。

通常、コンバインで稲刈りをすると稲わらは細かく裁断されてしまいますので、わらがあるということだけでも結構レアです。

で、これが結構ハマるんです(ブログ子もご多分に漏れずハマりました)。
「よりよりよりより…」していると余計なことを忘れ無心になれるためではないかと思われます。
中には地元の人から「あんたこの冬はしめ縄づくりに助っ人で来てな」と声を掛けられる器用な方もいらっしゃいました。
ここでも子供たちのまわりにマンツーマンでにこにこ指導してくださる馬瀬の皆さんの笑顔が(%ニコ男%)(%ニコ女%)。

【わら縄のない方 初級編】
※あくまでこんな感じということで…。
(%エンピツ%)わらを3本くらいずつ2束とり、根本は結んでおく。
(%エンピツ%)それぞれの束を左右に分けたまま、左手の掌に結んだ根本のちょっと上が来るようにわら束を置く。
(%エンピツ%)右手の指先を手前側のわらの上に置き、左手を動かさずに「よりよりよりより!」っと右手を力を入れながら前に出す(滑らせるとうまくよれません)。
(%エンピツ%)それぞれの束のわらがよれるとともに、束どうしもよれて絡み合うので下にしごく。
(%エンピツ%)繰り返す。

うまくなえると縄はピンと立ちます。
初級編ができたら、しめ縄だって、正月飾りのめがねだって、なんとなんとわらじだってできちゃいます。

このほか、子供たちは「カブトムシ幼虫採集」など、雨にも負けずに大活躍。
帰りのバスに乗り込む子供たち、カブトムシのほか、サワガニ、イモリ、オタマジャクシetc.etc.のいっぱい入ったかごを片手にみんな大満足でした。

あいにくの天気でしたが、皆さんの思いが籠もった和気藹々とした楽しいイベントになりました。
秋の収穫も楽しみです。
遠路お越しの東灘の皆さん、そして周到に準備いただいた馬瀬の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 え〜やん